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トランプ氏 中国はコロナの賠償を 最低10兆ドル、債務も取り消し

トランプ前大統領は5日、新型コロナウイルスが世界にもたらした損害について、中国が賠償するべきだと語った。

ノースカロライナ州の共和党大会に登壇したトランプ氏は「アメリカと世界が、中国に賠償と責任を求める時がきた」と主張。「すべての国家が協力して、中国が起こした損害に対して最低10兆ドルの賠償金を彼らに要求する法案を提示するべき」と述べ、さらに「第一歩として、すべての国は団結して、頭金として、中国からに負っている債務をキャンセルするべきだ。中国は多くの国を滅ぼしてきたのだ」と語った。

ウイルスの発生源について「中国政府の研究所から発生したことを証拠が示している」と述べ「メディアと民主党、いわゆる専門家は、私が13ヶ月前に言ったことをやっと認めるようになった」と批判。国立アレルギー・感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は「ほぼすべての問題で間違っていた」と述べ、発生起源のほかに、パンデミック初期に中国やヨーロッパからの渡航禁止に反対したことや、マスク着用の効果を否定したことを挙げた。

ウイルスが研究所からリークした可能性は、否定的な意見が支配的だったが、最近になって関心が高まっている。ウォールストリート・ジャーナルは先月、最初の症例よりも前に、研究所の研究者3人に「コロナウイルスおよび通常の季節病と一致する症状」があったと報じた。

ファウチ氏も、昨年は否定的な考えを述べていたが、5月に開催されたシンポジウムで、自然発生説を確信しているわけではないと述べるなど、人工的に発生した可能性を否定しない姿勢を示した。

トランプ氏はさらに、バイデン政権の対中政策を「臆病」と述べるとともに、中国からバイデン家族に与えられた金を見れば、率直に行って「腐敗している」と批判。「ジョー・バイデンとその家族が、中国共産党から数百万ドルをとったことを忘れてはならない」と語った。さらに、ビッグテックとニュースメディアは、バイデン家族と中国の関係を報じたがらなかったと述べ、「彼らが行なっていることは、アメリカの有権者とわれわれの偉大な国にとって、悲惨なものだ」と語った。

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