全米に衝撃。セントルイス式ベーグルがありえない!

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bagels
©mashupNY

ベーグルといえば横半分にスライスし、サーモンやクリームチーズなどのスプレッドを挟んで食べるもの。そんな常識を覆す写真が投稿され、大きな話題となっている。

米東部ミズーリ州セントルイス(St. Louis)在住で米国立海洋大気庁職員のAlek Krautmannさんは25日、パネラブレッド(Panera Bread)で購入したボックス入りのベーグル写真を投稿した。
そこには、何と食パンのごとく、縦にスライスされたベーグルが並んでいる。

「同僚に、セントルイスでのスライスしたベーグルのオーダーについての秘密を教えたら、大ウケだった!」

セントルイスでのウケは良かったようだが、多くの人は驚いただけでなく、そのカット方法は許容できないという指摘が相次いだ。

ニューヨークでは犯罪に相当するとの声も

パンと具の組み合わせや絵文字のイラストにも厳しい意見を述べるニューヨーカーからは、「重大な犯罪」「恥を知るべき」などの声が溢れている。

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「こんなのディスプレイしたら、ウエストサイドストーリー式に威圧的に指を鳴らしながら、プラスチック食器を振り回す群衆たちに、ニューヨークのオフィスから叩き出されるに違いないわ。」

ジャスティン・ブランナン(Justin Brannan)ニューヨーク市議会議員
「ニューヨーク市ではA級重罪だと思う。そうでなければ、そうすべき。」

ベーグルの大量殺人だとして911に通報を求める人や、この写真は反ユダヤ主義だと反発する人も。

ニューヨーク市警察のDermot Shea巡査部長も声明を発表。「犯罪を報告してくれてありがとう。しかし、我々の管轄はニューヨーク市のみだ。ここでは、こんなことは決して起こらないだろう。」

このカット方法の疑惑を巡って、ロシアゲートならぬベーグルゲート(#Bagelgate)のハッシュタグまで飛び出した。

チョコチップクッキーのchip Ahoy!は「セントルイス式」を揶揄するツイートを投稿。

辞書のウェブサイトdictionary.comは、ベーグルは古高ドイツ語「boug」、リングに由来するとして、それに応じたカットにするよう求めた。