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米上院、政府再開に向けた2法案を否決

政府機関の一部が閉鎖されてから34日が経過したが、閉鎖の原因である国境の壁建設費を巡って、与野党は現在も妥協点を見出せないままだ。

米議会上院では24日、再開に向けた与野党それぞれの予算案について採決を行なった。しかし、どちらも賛成が60票に至らずに否決された。

閉鎖が続く政府機関に関する予算案の採決は、昨年12月に各機関の予算が失効して以来、初めてだった。

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民主党は、国境の壁建設費用を含まない、2月8日までの短期間の予算案を提出した。一方、共和党案は、トランプ大統領の求める5.7億ドルの国境の壁建設費を求める代わりに、DACAと一時的保護資格(TPS)の延期を盛り込んだ案となっていた。

両案とも否決されたが、民主党案には6人の共和党議員が賛成に回った。一方、ホワイトハウスの予算案では、民主党からは、以前より壁建設を支持してきたジョー・マンチン(Joe Manchin)議員(バージニア州)のみが支持を表明。それぞれ、可決に必要となる60票に到達しなかったが、結果的に民主党の予算案が、共和党案よりもより多くの支持を獲得した。

民主党案に賛成した共和党議員は、ラマー・ アレクサンダー(Lamar Alexander)議員 (テネシー州)、スーザン・コリンズ(Susan Collins)議員 (メイン州),、コリー・ガードナー(Cory Gardner)議員 (コロラド州)、ジョニー・アイザクソン(Johnny Isakson)議員 (ジョージア州)、リーサ・マーカウスキー(Lisa Murkowski)議員 (アラスカ州) 、ミット・ロムニー(Mitt Romney)議員 (ユタ州)。

採決後、両党リーダーは、非公開の場で協議を行った。

トランプ大統領は記者会見で、ミッチー・マコーネル氏とチャック・シューマー氏のミーティングで、解決ができるかどうか見守る姿勢を示しつつ、「我々には壁が必要だ」と、壁建設の必要性を繰り返し訴えた。また「たくさんの代替案」があると述べ、そのうちの一つとして、予算案に頭金のような形式で壁建設費を含める案を示唆。5.7億ドルにこだわらない可能性を示した。非常事態宣言については、言及しなかった。

しかしその後、ナンシー・ペロシ下院議長は、トランプ大統領の頭金案について「合理的なものではない」と、拒否する構えを示した。

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