サラ・ジェシカ・パーカーとキム・キャトラルとの「不仲説」を語る

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サラ・ジェシカ・パーカーは1日、ハリウッド・レポーターのポッドキャストAwards Chatterで、「セックス・アンド・ザ・シティ」(SATC)第3作品目の映画化が幻に終わった理由や、これまで噂されてきたキム・キャトラルとの不仲説について言及した。

3作目の映画化については2017年、ワーナー・ブラザースが、キムが出した「法外な要求」を拒否したことで、制作中止に追い込まれたと報じられていた。

サラは、キムはドラマの成功に「多大な貢献を果たした」と称えたつつも、「スタジオは、彼女の要求に応じられないと考えた」と白紙になった経緯を説明。続けて「私たちもキムなしで制作したくなかった」と述べ、キムが出演を断ったのではなく、スタジオ側が「ノーの結論を下した」と話した。

なおキムは先月のVarietyとのインタビューで、3本目の脚本に書かれた内容に不快感を抱いたと話し、出演を断ったのは、サマンサのキャラクターが「成長していなかった」ため、自ら降板したと語っていた。

ドラマ終了後に不仲説

1998年に放送を開始したSATCは、2004年に終了後、キャスト間の不仲説が報じられ始めた。キムは2008年、ELLEに対し「(キャスト同士は)親友である必要性がある?わたしたちはプロの俳優だ。それぞれ別の人生がある」と語ったほか、英司会者ピアース・モーガンとのインタビューで「彼女(サラ)は、もう少し私に親切にできたはず」と仲たがいがあったことを示唆した。Cosmopolitanによると、キムは、サラと他の役者のギャラの格差について言及するなど、出演の条件面にも不満を抱いていたようだ。

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さらに2018年にキムの弟が死亡した際、サラはインスタグラムに追悼のメッセージを投稿したが、キムは「私の家族でも友人でもない」などと明言したことで、2人の不仲は決定的だと報じられた。

不仲説は否定

サラによると、現在2人の間にわだかまりはないと、不仲説を否定。「皆が、このキャット・ファイト(女同士の争い)について話し続けているのがつらい」と心境を述べたほか、「人生の中で、これまで一緒に仕事をしてきた人について、けんかをふっかけるような言葉をかけたことはない」と語った。

ただし、映画化が中止となった経緯から、続編ドラマの制作に関して、キムに声をかけることはなかったという。これについてサラは「彼女は、これ以上関わりたくないと明確な意思を示していた」と理由を述べ、彼女の決断は「非難していない」と加えた。

昨年配信がスタートした続編「The And Just Like That…」でサマンサは、新たな仕事先を見つけ、ロンドンに移住したという設定となっており、テキストメッセージの中で登場する。サラは、監督のマイケル・パトリック・キングが「彼女があたかも存在しているよう、うまく対応した」ため、「快適に感じられた」と語っている。