10日、海外ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」(Sex and the City、SATC)のサマンサ役で知られるキム・キャトラル(Kim Cattrall)は、共演者のサラ・ジェシカ・パーカーに「身内の不幸の際に、あなたの愛やサポートは必要としない。あなたは、友人なんかじゃない」と不満を表すメッセージをインスタグラムに投稿した。
弟が死去
キム・キャトラルの弟、クリストファー・キャトラルさん(Christopher Cattrall)が行方不明となっており、ソーシャルメディアを通じて情報の提供を呼びかけていたが、死去したことを4日明らかにした。死因については公表していない。
It is with great sadness that myself and my family announce the unexpected passing of our son and brother, Chris Cattrall. At this time we ask for privacy. We want to thank you all on social media for your outpouring of love and support in this trying time. pic.twitter.com/n4dQAMrTvS
— Kim Cattrall (@KimCattrall) 2018年2月4日
インスタグラムのキャプションには、「偽善者のサラ・ジェシカ・パーカーは、いつになったら、あなたをそっとしておいてくれるの?と母親が尋ねてきた。–あなたが継続的に接触してくることで、あなたが今も昔もいかに残酷だったかというのを、嫌なほど思い出す。いま一度はっきりさせておくけど、あなたは家族ではないし、友人でもない。あなたの”良い子”のペルソナを取り戻すために、私たちの身に起こった悲劇を利用しないで」と訴えや。そして、2017年10月7日付のニューヨークポスト紙の記事を加えた。
NYポストの記事「Inside the Mean-Girls Culture That Destroyed ‘Sex and the City」は、9月末にDailymailが映画「SATC3」の製作キャンセルを報じたことを受け、その内情について書かれたもの。キム・キャトラルが高額のギャラを要求し、撮影直前の映画がキャンセルになったと噂が出たが、本人は否定。続編を希望したこともないとしている。ドラマSATCの第2シーズンでプロデューサーのダーレン・スター(Darren Star)が、サラジェシカの友人であるマイケル・パトリック・キング(Michael Patrick King)に交代した後、キム・キャトラルが共演メンバーから孤立していったことや、2007年の映画出演には、しぶしぶ契約を交わしたことなどが記載されている。
サラジェシカは、お悔やみのメッセージ
Entertainment Tonightによると、8日(木)HBOドラマ「Divorce」のキャストらが出席したPaley Center for Mediaでのイベントで、サラ・ジェシカ・パーカーは、キム・キャトラルにお悔やみを伝えるとともに、映画「セックス・アンド・ザ・シティ3」についての可能性について触れた。「まだ実質的な話し合いはされていないが、みんな検討はしているようだ」とコメントしている。
eonlineによると、弟の死去を知らせるインスタグラムの投稿に、サラ・ジェシカ・パーカーは「Dearest Kim, my love and condolences to you and yours and Godspeed to your beloved brother. Xx」とお悔やみのメッセージを投稿していたという。また、ミランダ役のシンシア・ニクソン(Cynthia Nixon)も同様のコメントを残している。