29日、ニューヨークのロックフェラープラザでは、毎年恒例のクリスマスツリー点灯式が行われた。
点灯の瞬間を見ようと、午後10時の点灯予定時刻の5時間以上前から大勢の人々が詰めかけた。この日の気温は日中から1度前後。寒空の下でようやく点灯した華やかなツリーに、大きな歓声が上がった。
ニューヨーク冬の風物詩、ロックフェラーセンターの巨大クリスマスツリー🎄が点灯!クリスマスはもうすぐ pic.twitter.com/hHdridOlju
— Mashup Reporter (@mashupNY) November 30, 2023
今年のツリーは、ニューヨーク州ビンガムトン地域にあるオウシュウトウヒが選ばれた。高さ約24メートル、重さは12トン。樹齢は80年から85年だという。例年通り、5万個のLEDライトと300万点のスワロフスキー・クリスタルを使用した重さ約410キログラムのスターで飾られた。点灯は1月13日まで。毎日午後5時から深夜までライトアップされる。
周辺で親パレスチナ派のプロテスターが警官と衝突
点灯式の数時間前から、周辺では親パレスチナ派のプロテスターによる抗議活動が行われた。
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厳重な警戒体制により、点灯式会場までは近づけないようにされたが、数ブロック離れたFOXニュース本社があるニューズ・コーポレーションビル近くでは、警官隊と衝突して逮捕者が出る様子などがSNSでシェアされている。
抗議活動は点灯式後も続いた。クリスマスツリーを見届けた人々でごったがえす中、警官隊と睨み合いになる場面もあった。