リアーナのランジェリーブランド「Savage X Fenty」SoHoに期間限定オープン

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プーマ(PUMA)とのコラボレーションや、メイクアップライン「Fenty Beauty」を成功させてきた歌姫リアーナ(Rihanna)が、新たに手がけるのはランジェリーライン「Savage X Fenty」。14日、ソーホー(577 Broadway)にポップアップ店がオープンした。

Savage X Fenty
©mashupNY

「Savage X Fenty」は、全ての女性が自信を持って身につけることができるコンセプトのもと、多様性や包括性をテーマとしている。

Savage X Fenty
©mashupNY
Savage X Fenty
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商品は、手頃な価格帯となっており(ブラが2枚で44ドル、ブラレットが2枚で39ドル、下着が3枚で24ドルなど)、ヴィクトリアズ・シークレットに対抗するプライスとなっている。
多様な人種の肌に合うカラー展開に加え、XSサイズからXL、プラスサイズ向けの1X−3Xまで幅広いサイズが用意されている。

ポップアップ店は、期間限定(未定)だが、オンラインでも購入可能となっている。

ファッションウィークで披露

ポップアップ店での販売に先駆け、ニューヨークファッションウィークの最終日、13日にブルックリンのネイビーヤードで「Savage X Fenty」のショーが開催された。

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パフォーマンスアートを彷彿とさせる約20分間のプレゼンテーションには、人気モデルのジジ&ベラ・ハディッド(Gigi and Bella Hadid)ほか、ヴィクトリアズ・シークレットのモデルを務めたレオミー・アンダーソン(Leomie Anderson)、ケニア出身のダッキー・ソト(Duckie Thot)、FENTYの常連モデルで現在妊娠中(ショーの後、病院に運ばれ出産した)のスリック・ウッズ(Slick Woods)のほか様々な身長や体型、多様な人種のモデルたちが登場した。

26歳のメイクアップアーティスト兼プラスサイズモデルのライザ・トーマス(Raisa Thomas)は、リアーナが、ファッション業界で、ダイバーシティ(多様性)やインクルーシブ(包括性)を強くアピールしており、「プラスサイズ、白人、黒人など異なるタイプの人々を、若い女性たちがショーで見ることは、素晴らしいこと。」とニューヨークタイムズのインタビューに語っている。

プレゼンテーションの最後、リアーナは、映画「ワイルド・アット・ハート」でニコラス・ケイジが歌うプレスリーの曲「ラブ・ミー・テンダー」(Love Me Tender)が流れる中、Savage X Fentyのブラとドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)のドレスで登場した。

リアーナは、コンセプトについて、「有機的なものと先進的なものをミックスさせた」ものであり「私たちが将来、見たいと願うものだ。」とタイムズに語っている。
また、「女性は、どのような形態、ボディ、人種やカルチャーであっても、賞賛されるべきだ。」と述べ、「女性が、自分がどう見えるかについて、不安になったり、人の目を意識しなければならないというのは、残念なことだと思う。」と自信の考えを語った。

関連情報

リアーナのショーが開催される前には、マンハッタンでマーク・ジェイコブスのショーが予定されていたが、開始時間が大幅に遅れ、2つのショーの時間帯が重なるトラブルが発生した。

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