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米大手映画館チェーン、リーガルシアターが一時閉館へ。007など延期相次ぐ

米国で536館を展開するリーガルシアターの親会社シネワールド・グループ(Cineworld Group)は5日、米国と英国で劇場運営を一時停止すると発表した。同社はリーガルシアターのほか、英国で127館のシネワールドシアターとピクチャーハウスを運営する世界第2位の大手映画館チェーン。劇場は8日から閉鎖する。

シネワールドは声明で「主要な米国の市場、特にニューヨークでは閉鎖が続いており」、劇場再開の見通しが立たない中で、スタジオ側は「新作を公開することに消極的だった」と業界の状況を説明した。同社は、顧客に対し「劇場に戻りたいと思わせるような、強い商業的な作品を提供することができない」と閉鎖の理由を述べた。

新型コロナウイルスの感染拡大後、マーベルの『ブラック・ウィドウ』や『ワンダーウーマン1984 』、『トップガン マーベリック』などの大作映画が公開延期となった。ディズニーの『ムーラン』は、Disney+でのストリーミング配信に切り替えれらた。

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ダニエル・クレイグがジェイムズ・ボンド役を演じる『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』(No Time to Die)は先週、11月に控えていた劇場公開を来年4月に再延期すると発表。同作品は当初、今年4月に公開を予定していた。

ニューヨーク州では経済再開の第4段階まで順調に移行したが、映画館の再開については結論が先送りされたままとなっている。

シネワールドは劇場の一時閉鎖により、米英で45,000人の従業員に影響が及ぶと発表。今後も地域の保健局や映画業界と協力の上、状況を注視しながら、劇場再開の計画を発表するとしている。

なおプライスウォーターハウスクーパースは、米国の今年の劇場の年間収入に関して、昨年の114億ドルより65.7%減の39億ドルになると予測している。

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