トランプ大統領 就任後初めてニューヨークを訪問

5月4日(木)トランプ大統領は、就任後初めて地元ニューヨークを訪問。イントレピッド海上航空宇宙博物館でオーストラリアのマルコム・ターンブル首相と会談を行った。

この日は、下院でオバマケア代替法案の採決が行われ、217対213の僅差で可決された。結果を受けた後に、大統領は当初予定よりも数時間遅れて、午後7時15分頃に会場に到着。ターンブル首相と会談した後、第二次世界大戦の珊瑚海海戦（米国とオーストラリアの連合国と、日本海軍間の海戦）の75周年を記念する式典に参加した。

大統領のニューヨーク訪問に合わせて、大統領の家族が暮らすトランプタワーや、会場となる博物館周辺では抗議集会が開催され、政権に反対する多くの人々が詰めかけた。

様々なメッセージが書かれたプラカードを掲げる参加者。移民政策やメキシコ国境の壁の建設、保険制度改革代替法案、気候変動対策など、政権の政策に反対を訴えた。

大統領やその家族の警備費の負担について抗議する人も。

大統領を乗せた車が前を通過する際、一斉にブーイングが起こった。

一方で、トランプ大統領に賛成するグループも集合。不法移民の強制送還やメキシコ国境の壁の建設などへの支持を訴えた。

The pro-@realDonaldTrump pen across from the Intrepid is taking a group picture. Several chant "Obama was drama!" pic.twitter.com/oMbPVnK0Cc

— Matthew Chayes (@chayesmatthew) 2017年5月4日