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『風と共に去りぬ』メンフィスの映画館が上映中止を決定

テネシー州のメンフィスにあるオーフィウム劇場(Orpheum Theater)は、来年の夏季映画上映イベントから「風と共に去りぬ」の上映を外すことを決定した。

イベントは、毎年行われているもので、「風と共に去りぬ」は過去34年間にわたり上映されている。今年は、シャーロッツビルの事件の前日に当たる、8月11日に上映したが、これまで劇場に多くの苦情が寄せられているという。

1939年の映画「風と共に去りぬ」(Gone With the Wind)は、マーガレットミッチェル(Margaret Mitchell)の同名小説を映画化。南北戦争時代におけるジョージア州アトランタを舞台に、農園主の娘であるスカーレットオハラ(ヴィヴィアン・リー)と南部連合国軍の軍人レット・バトラー(クラーク・ゲーブル)との恋を描いた作品。3時間42分の大作は、翌年のアカデミー賞で、作品賞や主演女優賞、監督賞など9部門を獲得、ハッティ・マクダニエルは、マミー役で黒人俳優として初めて助演女優賞に輝いた。ハリウッド映画史に残る名作である一方で、作品は白人の視点から描かれたもので、奴隷制度を正当化し、美談として仕立て上げているものだとして非難の声にさらされてきている。

オーフィウム劇場グループの代表、ブレット・バターソン氏は「コミュニティに、娯楽と教育、啓発を提供するという組織の使命から考えて、劇場は地域に暮らす多くの人々にとって、配慮を欠いた映画を上映することはできない」と、上映中止の理由を述べた。また、 The Commercial Appealの取材に対し、「毎年、上映には疑問視する声が上がっていたが、今年のソーシャルメディアを通じた多くの声は、本当に深く考えさせられることとなった」と、これまでも問題視してきたことを明かした。

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