リー将軍の銅像や記念プラーク 続々と撤去へ

12日(土)にバージニア州シャーロッツビル(Charlottesville)で白人至上主義団体と反対派が衝突し、死傷者が出た事件を受け、ニューヨークでは、ロバート・エドワード・リー将軍(Robert E. Lee)と、連合国軍で共に戦ったストーンウォール・ジャクソン(Stonewall Jackson)の記念プラークや銅像が次々と撤去されている。

ブルックリン

ロングアイランドの聖公会(The Episcopal Diocese of Long Island)が、ブルックリンのフォートハミルトン(Fort Hamilton)にあるリー将軍(Robert E. Lee)の記念プラークを撤去した。

このプラークは、セントジョンズ聖公会の敷地内にある楓の前に設置されていたもの。この木は、1842年から1847年の間に、リー将軍が、フォートハミルトンの基地に配属された間に、植樹したと言われている。プラークは、1912年に「United Daughters of the Confederacy」によって作成され、設置された。

聖公会ローレンス・プロベンザー(Lawrence Provenzano)司教は、「ここ数ヶ月間と、先週末に起こった事件を鑑みて、アメリカの歴史における、弾圧的かつ修正すべき時代を思い起こさせるものは、協会の敷地より取り除くべきだと考えた」と撤去の理由を説明した。

フォートハミルトンには、ジェネラル・リーアベニュー(General Lee Avenue)とストーンウォール・ジャクソン・ウェイ(Stonewall Jackson Way)という名のストリートがある。ブルックリンの議員Yvette Clarke氏らが、道路の名称を変更するよう政府に申し出ていたが、先週米陸軍によって、却下されている。

ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は、却下の判断を下した陸軍に対して、再考するよう要請している。

ブロンクス

ブロンクスのコミュニティーカレッジ(Bronx Community College)のHall of Fameに、1923年より設置されていたリー将軍と、1957年より設置されていたジャクソンの銅像も撤去が決定した。

16日(水)夜、プレジデントのThomas Isekenegbe氏が声明を発表。

メリーランド州のボルチモア

16日(水)午前2時半ごろ、メリーランド州のボルチモア(Baltimore)でも、リー将軍とジャクソンの銅像など、連合国軍に関連する銅像4体が撤去された。

シャーロッツビルでは、市議会がリー将軍の銅像を撤去する決議を行った後に、極右派による抗議の対象となった。事件は、極右派が行った大規模な集会が引き金となっている。

シャーロッツビルの事件を受け、NY各所で抗議活動