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NYポスト表紙が物議。9/11写真でイスラム教徒オマール議員批判

ニューヨークポスト紙は11日、テロ攻撃を受け炎上するツインタワーの写真を一面に掲載した。
写真には、イルハン・オマール(Ilhan Omar)下院議員(民主・ミネソタ州)の言葉「9/11は、誰かが何かをした。」が引用された。
また写真の下には「これがあなたの言う何かだ。テロ攻撃によって2,977人が亡くなった。」とキャプションがつけられた。

ポスト紙のオプエド編集委員Sohrab Ahmari氏「私が発行に携わってきた中で最も力強い一面だ。」

オマール議員は先月23日、アメリカ-イスラム関係協議会(Council on American-Islamic Relations、CAIR)に出席し、「911後、我々は、2流市民として不快な気分で長らく生きてきた。率直に言って、もううんざりだ。この国に住む全てのイスラム教徒はそう思うべきだ。CAIRは911後に創設された。なぜなら、誰かが何かを行い、人権擁護へのアクセスを失い始めたことが分かったからです。」と語った。

「誰かが何かを行った」という発言は、保守派のFOXニュースを中心に、テロ攻撃を軽んじる発言だと非難が相次いでいた。

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ポスト紙の表紙について、新人のアレクサンドリア・オカシオ・コルテス(Alexandria Ocasio-Cortez)下院議員(民主・ニューヨーク州)は「政治に動機付けられた攻撃。有色人種で進歩主義の女性に対する暴力の誘引となるレベルだ。」と記者団に語った。さらにツイッターで、オマール議員は、911の犠牲者の補償基金の共同スポンサーでもあると擁護した。

またアヤナ・プレスリー(Ayanna Pressley)下院議員(民主・マサチューセッツ州)はオマール議員は、911後のイスラム恐怖症について述べており、同紙の紙面は情報操作だと非難した。

一方、共和党のダン・クレイショー(Dan Crenshaw)下院議員(共和・テキサス州)は、CAIRでの発言を抜き出した短いクリップをツイッターに投稿し、オマール議員の発言内容を批判した。

クレイショー議員に対し、オカシオ・コルテス議員は、映像は文脈を切り離したものだとし、「2018年に発生した国内テロリストの多くは、極右の人々だった。これに対処したらどうか?」と反論するなど、非難合戦は続いている。

ソマリア生まれの難民から議員へ

オマール氏は昨年11月の中間選挙で、初のイスラム教徒の女性として初当選を果たした人物の1人。ソマリア生まれで、難民申請後、米国に移住した移民の議員としても注目を浴びた。

当選後に、イスラエルと、そのロビー活動を行う米イスラエル公共問題委員会(AIPAC)を非難する発言を行い、多くの人からの批判にさらされた。ナンシー・ペロシ下院議長は、オマール氏の発言は反ユダヤ主義的だとして謝罪を要求した。

先月、FOXニュースの司会者ジェニー・ピロ(Jeanine Pirro)氏はオマーン議員のヒジャブ着用はシャリア法の遵守で、憲法違反ではないかと発言。これに対しても多くの非難が寄せられ、2週間放送が中断された。

オマール氏は10日、トランプ大統領のイスラム圏5カ国からの渡航禁止令が差別的だとして、大統領令を撤廃するための法案を提出するとツイートしていた。

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