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ヘルズキッチンで白昼に発砲、市職員が負傷

マンハッタンで白昼、衛生局の男性職員が、銃で複数回撃たれる事件があった。

発砲があったのは、10日午前11時頃、ヘルズキッチンの住宅街。NBCニューヨークによると、捜査関係者は、被害者の娘で、このエリアに住む女性が、元交際相手とその双子の兄弟に、声をかけられたことが、きっかけだっと話している。父親は職務中だったが、娘に呼ばれ、現地に到着。兄弟とけんかになり、発砲事件に発展した。

男性が、左ももを撃たれ、近くの病院に搬送された。容態は安定しているという。犯人らは、黒のメルセデスベンツに乗って逃走した。

ニューヨークポスト紙が入手した映像では、衛生局の男性が、黄色いジャケットを着た男性に、殴る蹴るの暴行を加える様子が撮影されている。その後、2人はいったん離れたが、職員の男性が再び、黄色いジャケットの男性に近づいたところ、間にいたもう一人の男が、職員に向けて、至近距離から銃弾を3発放った。ポスト紙は、映像に映った男性のうち、どの人物が元交際相手であるかは、明らかではないとしている。

▼発砲事件が起きた道路は、一時封鎖された。現場は飲食店が多く立ち並ぶ大通りから、一歩入った静かな通り。小室夫妻が引っ越したビルにも近い。近隣住民は、NBCニューヨークに、大きな叫び声が聞こえ、道路に大量の血痕が残っていたと語っている。

ニューヨーク市の1月の発砲件数は100件で、前年同月に比べ、31%増加した。警察官が撃たれる事件も、立て続けに起きている。先月21日、ハーレムで家庭内暴力の通報を受け、住居に入った警察官2名が、室内にいた男に銃で撃たれ、死亡した。エリック・アダムス市長は事件後、私服警官から成る、違法銃の取り締まり部隊を投入する意向を示している。

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