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NY州 1日の新型コロナ検査、過去最多の8万2000件超。結果判定の遅延が課題に

ニューヨーク州のクオモ知事は1日、一日の検査数はこれまでで最も多い8万2737件だったと発表した。陽性は753人で、陽性率は0.91%だった。入院者患者数は581人に減少した。死者数は4人だった。

クオモ氏は「未来は、依然としてわれわれの日々の行動次第だ。ウイルスと闘うためには、ソーシャル・ディスタンスとマスク着用、手洗いが有効かつ効果的だ」と述べ、「基本的な行動の実践を続け、地方自治体はこれらのガイドラインを遵守させるべきだ」と語った。

1日は、ニューヨーク州で初めて陽性が確認されてから5カ月目にあたる。ニューヨークタイムズの集計によると、州の累計感染者数は42万477人、死者数は3万2390人となっている。

検査結果の判明に遅れ

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ニューヨーク州では新型コロナの検査は、感染した可能性のある人やエッセンシャルワーカーを除き、5月中旬からスタートした経済再開に応じて、対象者を拡大してきた。現在は、全住民が予約なしで無料で検査を受けることができる。

検査数を拡大する一方、結果の判明には最大2週間かかる場合もあり、住民からは不満の声が上がっている。
ニューヨーク市の広報担当者はニューヨークタイムズに対し、7月上旬の段階で、24時間以内に結果が判明したのは4分の1で、ほかの4分の1については6日以上かかっていたと明かした。

検査と追跡は、市中感染の削減に重要だとされている。しかし、検査結果の遅延は、その間に感染者がウイルスを拡散するだけでなく、ウイルスに暴露した可能性のある人物を追跡する「トレーサー」プログラムも機能しない可能性がある。

遅延の原因に関して、クオモ氏は他州の検査数の増加により、Quest Diagnosticsなどの研究施設に過剰な負荷がかかっていると述べ、対策を講じると語った。
タイムズによると、現在全米の検査の約半数は、民間の検査施設に送られているが、限界近くに達しているという。

検査の遅れは多くの州で生じている。コロラド大学の数学者で感染症モデラーのDaniel Larremore氏は、ツイッターで検査結果の判明に関する調査を実施したところ、ほとんどの州で平均48時間以上かかっていた。

公衆衛生の専門家は、研究施設の検査能力を拡大しない限り、遅延が重なり、ニューヨーク州の戦略の継続は困難だと語っている。
秋に学校が再開した場合、さらに検査数が増える可能性がある。保健当局のある担当者は、検査数を制限するよう警鐘を鳴らしている。

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