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大坂なおみ選手 タイム誌の表紙に

14日からシドニーで開催される全豪オープンテニスを前に、女子テニスの大坂なおみ選手が、1月21日号のタイム(TIME)誌の表紙を飾ることとなった。

全米オープン決勝戦を語る

ショーン・グレゴリー(Sean Gregory) 氏によるインタビューの中で、大坂なおみ選手は、世界中で大きな話題となった全米オープンテニス決勝戦について語っている。

出産から公式戦に復帰したセリーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)選手は、女子テニス史上歴代最多となる25勝目を目前としていた。ニューヨークで開催された女子決勝戦は、大坂なおみにとって圧倒的にアウェイの雰囲気の中、試合が進められた。

カルロス・ラモス(Carlos Ramos)主審への度重なる抗議により、S・ウィリアムズ選手はペナルティーとして1ゲームを失った。会場に響き渡る主審へのブーイングで試合は長時間中断された。大坂なおみ選手は当初、ブーイングは自分に寄せられたものだと思ったと語っている。

試合後の表彰台でも再びブーイングが沸き起こった。大坂なおみは、サンバイザーを目深にかぶり、ファンに謝罪するという異例のスピーチを行った。

その時の状況について、「観客に泣いているのを見られたくなかった。それは、惨めだと思ったからです。」と語っている。

大坂なおみ選手は、S・ウィリアムズ選手が審判に抗議したことは責めておらず、「セリーナはセリーナです。」と述べる。「私は彼女の人生を経験してこなかったし、どうすべきなど言うことはできない。なぜなら、彼女は試練に耐えてきたから。私は反対できることは何もありません。何一つです。実際に、私は今も彼女が大好きなんです。」とウィリアムズ選手への想いが変わらないことを語った。

表彰台で、S・ウィリアムズ選手が観客をなだめ、祝福しようと述べてくれたことにも感謝を示した。
「完璧な夢の中では、物事は望む通りになるでしょう。でも、実際の人生では、計画通りに進みません。それはもっと面白いことだと思います。予期しない状況もあると思います。しかし、そうなった時、私は、それが物事をさらに前へと進めてくれると思います。」と語り、自分は何一つ変わっていないと述べている。

アイデンティティーに関して

ハイチ人の父と日本人の母を持ち、日本で生まれ、3歳から米国で育った大坂なおみは、ジュニア選手時代より、日本枠で出場し続けている。

アイデンティティーに関して、「日本人やハイチ人、アメリカ人がどのように思うのか私には本当に分からない。私は、ただ自分が思うようにしか思わない。」と述べた。

ベーカー・ストリート・アドバタイジングのクリエイティブディレクター、ボブ・ドーフマン(Bob Dorfman)氏は、大坂なおみ選手が「アメリカ人、カリブ人、日本人としての魅力を兼ね備えており、世界で国籍が混合するにつれ、彼女の存在がより価値のあるものとなっていくだろう。」と国際的なスターとなる可能性を述べている。

タイム誌では、シチズンの大坂なおみモデルがほぼ完売したり、米国でのヨネックスの売り上げが上昇したこと、資生堂や日産などの大企業がスポンサーしていることを紹介している。

代理人は金額を明らかにしていないが、大坂なおみの契約金は、全米オープン前の250万ドル(約2.7億円)から、年間1,500万ドル(16億円)を超えると推定されている。

USオープン初優勝後のベストモーメントを聞かれた大坂なおみ選手は、エレンの番組に出演したことでもなく、憧れのレブロン・ジェームズ選手に会ったことでもなく、シンガポールで開催されたツアー最終日にユニバーサルスタジオを訪問したことだと語った。「列とスタッフをスキップして行ったのは、楽しかった。」と述べた。

「ネクスト・セリーナ」のレッテルには慎重な姿勢を示した。「私は、もう1人のセレーナ・ウィリアムズになろうとは思ったことはない。私は自分になるだけで、みんなもそれでOKだと思ってくれると願っています。」と述べている。

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