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『グリーンブック』脚本家と監督、 過去の人種差別発言やセクハラで続々謝罪

6日に開催された第76回ゴールデングローブ賞で、作品賞、助演男優、脚本賞の3部門を受賞した話題の映画『グリーンブック』。人種を乗り越えた友情を描く作品として高い評価を受けたが、皮肉にも、脚本家のニック・ヴァッレロンガ(Nick Vallelonga)氏が過去にツイッターで差別的な発言を行なっていたことが明らかとなった。

作品では、黒人ピアニストドン・シャーリー(Don Shirley)氏と、ドライバーとして雇われたイタリア系アメリカ人のトニー・リップ(Tony Lip)氏が、差別の色濃く残る60年代の南部でコンサートツアーを行う過程が描かれている。ともに実在の人物で、ヴァッレロンガ氏はリップ氏の実の息子にあたる。

問題となったツイートは2015年11月のもので、ヴァッレロンガ氏は「100%正しい。タワーが崩壊した時、ジャージーシティでイスラム教徒が歓声を上げていた。あなたと同様、私も見た。多分CBSのローカルニュースで」と当時大統領候補だったドナルド・トランプ氏に向けて発信。トランプ氏の選挙キャンペーン演説における同様の主張を支持していた。

↓2015年 トランプ氏のキャンペーン演説。2001年9月11日、数千人がニュージャージーのジャージーシティに集まり、ワールドトレードセンターの崩壊する様子に喝采を送っていたと主張。


過去の差別ツイートが出回ったしまったことで、ヴァッレロンガ氏は10日、謝罪声明を発表した。

公表された声明によると、同氏は「私は、差異を乗り越え、共通点を見出そうとするこの話を映画化することに人生を費やしてきました。グリーンブック関係者の皆様、大変申し訳ありません。」と謝罪。
続けて、「とりわけ、傷つけてしまった、才能に溢れたやさしきマハーシャラ・アリ氏とイスラム教徒の方々に深くおわび申し上げます。また、シャーリー氏との友情によって大きく変わった亡き父親に詫びるとともに、私がこの教訓の意味を理解していることをお約束します。”グリーン・ブック”は愛、受け入れること、障壁を乗り越える話であり、私はもっとよくなるよう努めます。」と述べた。

監督も過去の失態を謝罪

今週、謝罪をするはめになったのはヴァッレロンガ氏だけではなかった。The Cutは、1998年のニューズウィークに掲載された記事から、ピーター・ファレリー(Peter Farrelly)監督が、同僚らにジョークでペニスを見せることを楽しんでいたことを報じた。

監督は9日、「私がバカでした」と事実を認め、「何十年も前に行ったことで、面白いと思っていましたが、今は、実際のところ恥ずかしく、ゾッとする思いです。深くおわび申し上げます。」と謝罪した。

記事によるとキャメロン・ディアスも「メリーに首ったけ」の撮影中に、監督の悪ふざけの被害にあったようだ。


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