UFOかロケットか、メキシコ上空を漂う円盤 TikTokで話題に

129

TikTokに投稿された空飛ぶ謎の物体の映像が、490万回再生されるなど話題になっている。

The Sunによると、撮影されたのはメキシコ北東部のタマウリパス州で、わずか17秒の動画には、丸い光を帯びた何かがゆっくりと移動する様子が撮影されている。

@marcellaguzman1 Alguien mas vio esto en alguna psrte?!!! Esa cosa que ven ahi empezo hacer un circulo y desaparecio, para despues hacerse uja mini estrellita y seguir avanzando #ovni #satelite #ufo ♬ sonido original – Marcella Guzman

撮影主は「円を描きはじめた後に消え、やがて小さな星になって進み続けた」とその後の様子を説明しているという。

不思議な物体は、隣接するヌエボ・レオン州とコアウイラ州でも確認されたとの報告があるという。

動画には5,700件を超えるコメントが寄せられている。

Advertisement

その中には「宇宙人の存在が確認された」といった声がある一方、「ロケットだよ」「おそらくスペースXだ」といったコメントが投稿されている。またカナダのジャーナリストが90年代に唱えたもので、NASAが新世界秩序の構築を画策していると主張する陰謀論「ブルー・ビーム・プロジェクト」の一環だと勘繰るコメントも多々見られる。

米国でも目撃情報が度々報じられている。

5月1日、ネバダ州の親子から裏庭にUFOが墜落したとの通報を受け、ラスベガス警察が駆けつける騒動があった。

公開された通報時の音声によると、通報人は、空から光る物体が落ちるのを目にした後、「大きな装置」の横に250cmの生き物と、中にも何かがおり、大きな目で見ていたと説明。「彼らは人間ではない。100%、人間ではない」と加えた。

ただし、警察が到着した際には、生き物の形跡は見当たらなかった。

6月、オハイオ州ミドルタウンの上空で回転する謎の光が撮影された。地元メディアによると、複数人が目撃したと述べているという。車の中から目撃したという男性は、ホバリングしながら時計回りに回転した後、空を横切って消えていったと話している。

米議会では現在、政府によるUFO情報の扱いをめぐる議論が高まっている。

先週、下院監視委員会の小委員会の公聴会に招かれた空軍の元情報将校で国防総省のUAP(未確認空中現象の略)の調査タスクフォースに関わっていたデービッド・グルーシュ氏は、調査の途上で「数十年にわたるUAPの墜落の回収およびリバースエンジニアリングプログラム」について知らされたと証言した。

プログラムへのアクセスを要求すると拒否されたといい、軍はこれらの活動を議会の監視から守るために、資金を不正に流用していると非難した。また、他の職員から聞いた話として、墜落現場から人間ではないパイロットの遺体が回収されていると話した。