夫の2度目の起訴にメラニア夫人の反応は?

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マンハッタンの刑事訴追に加え、機密文書の取り扱いをめぐって連邦検察当局から起訴されたトランプ前大統領。メラニア夫人は、人生最大の危機に直面する夫を、これまで通り支えるつもりだという。Page Sixが伝えた。

8日、トランプ氏がSNSで訴追を発表する数時間前、メラニア夫人がニューヨークのトランプタワーに入る姿が目撃された。サンローランのサングラスをかけ、シャネルのバッグを持った夫人に、心配事を抱えているような様子はみられなかったという。

情報筋はPage Sixに「メラニアは100%彼を支持している」と述べ、「二人ともこのようなことや、それ以上のことが起きることを知っていた」と語った。トランプ氏とは電話で連絡を取り合っているという。

トランプ氏は、ニュージャージー州ベッドミンスターのゴルフクラブ内にある自身のオフィスで、アドバイザーらと会合を行っていた。午後7時に電話が鳴り、弁護士から2度目の訴追を知らされたという。

情報筋によると、二人はセキュリティー体制が整ったフロリダ州パームビーチに戻り、マール・ア・ラーゴで一緒に過ごすという。トランプ氏は来週火曜日に出頭する計画と報じられているが、メラニア夫人は同行しないとみられている。夫人は4月、トランプ氏がマンハッタンの検察に出頭した際も同行しなかった。目下最大の関心事は、17際になった息子バロン君を守ることにあるという。

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なお先月、メラニア夫人が、トランプ氏の2024年大統領選キャンペーンを支持、応援する代わりに、婚前契約の変更を迫ったとの憶測が流れた。

この一方、マイアミに暮らす長女イヴァンカ氏は、距離を置き続けることになりそうだという。

トランプ政権で大統領補佐官を務めたイヴァンカ氏だが、昨年11月、トランプ氏が行った出馬表明式への出席を見送り、代わりに、家族を優先するために「政治に関わる計画はない」と表明した。

トランプ氏が4月に起訴された際は、「父親とわが国を愛している。本日、両方のために痛みを感じている。支持と懸念を表明する声に、政治的スペクトルを超えて感謝している」と、SNSで簡潔に言及するのにとどまった。