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マーティン・スコセッシ監督のエキシビジョンが開催中

ニューヨークを代表する有名な映画監督、マーティン・スコセッシ。構想より約30年もの期間を経て、完成した作品『沈黙 -サイレンス-』が、全米公開されました。

公開を記念し、監督のキャリアやパーソナルライフを知る事のできる回顧展が、クイーンズ・アストリアの「Museum Of The Moving Image」で開催されています。

エキシビジョンは、監督自身が描いた映画のストーリーボードや、手書きの脚本、ロケーションマップ、撮影小物や衣装など、貴重な約600点が展示されています。本日は、その内容を一部ご案内します。

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エキシビジョンの内容は、Family, Brothers, Men and Women, Lonely Heroes, New York, Cinephile, Cinematography, Editing, and Music.という7つのテーマで構成。

監督の生まれは、ニューヨークのクイーンズ地区。のどかなエリアでしたが、8歳くらいの時に、マンハッタンのリトルイタリーに一家で引っ越しすることに。
そこで、イタリア系アメリカ人の住む荒々しい生活環境の中、暴力や信仰、映画に出会います。
喘息持ちのため、スポーツよりも映画を観る事が多かったスコセッシ監督は、11歳から既にストーリーボードを書いていたと言われています。
今も監督自身が描いているストリートボードが数多く展示されています。

何本もの作品に出演している重要な俳優を2人ご紹介します。

ロバート・デ・ニーロ

ブレイクのきっかけは、1973年製作のロバート・デ・ニーロ、ハーヴェイ・カイテル主演の『ミーン・ストリート』だったと言います。
その後、デニーロは、カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した『タクシードライバー』(1976年)、 『ニューヨーク・ニューヨーク』、『レイジング・ブル』、『キング・オブ・コメディ』、『グッドフェローズ』、『ケープ・フィアー』、『カジノ』に出演。

『ケープ・フィアー』の入れ墨メイクアップ他、デ・ニーロの希望で作品化に至った『レイジング・ブル』のボクシンググローブも展示されています。

レオナルド・ディカプリオ

『ボーイズ・ライフ』でレオナルド・ディカプリオと共演したデニーロが、優れた才能の俳優がいると、監督に紹介しました。2002年の『ギャング・オブ・ニューヨーク』以来、『アビエイター』、『ディパーテッド』、『シャッターアイランド』、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』と5本に主演として登場。

スコセッシ監督曰く、”30以上も年齢が離れているが、良く似た感性を持っている”と、特別な関係を築いています。

沈黙 -サイレンス-“Silence”


『沈黙』との出会いは、1988年。映画『最後の誘惑』の試写に招いた大司教より、遠藤周作の『沈黙』を進呈され、黒澤明監督の『夢』に出演するために、日本に向かう飛行機の中で、この本を読んだときから、映画化の構想が始まったそう。

映画は、パーソナルな経験に基づいたものもあり、人は信仰を捨ててどのように生きるかのか、この作品のテーマを描くのに、長年模索を続けていたと監督は言います。

他の作品の撮影で、製作が進まない事から、製作会社より訴訟されるなどのトラブルもあったものの、2014年に台湾にて撮影開始。2016年12月23日米国公開。翌2017年1月21日より日本公開の運びとなりました。

アストリアでのエキシビジョンは、4/23まで開催されていますので、その期間に旅行をされる方は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

EXHIBITION Martin Scorsese
公式ホームページ
期間2016年12月11日ー2017年4月23日
時間
Wed-Thu: 10:30 a.m.-2:00 p.m.
Fri: 10:30 a.m.-8:00 p.m. (4時以降は入場無料)
Sat-Sun: 11:30 a.m.-7:00 p.m.
入場料
$15 adults (18+)
$11 senior citizens (65+)
$11 students with valid ID (18+)
$7 youth (3-17)
*毎週金曜日の4-8pmは無料です
場所Museum of the Moving Image
36-01 35 Avenue,Astoria, NY 11106

映画『沈黙 -サイレンス-』公式サイト(日本)

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