マグノリアベーカリー 5年間で200店舗をオープンへ

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HBOドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」(Sex and the City)に登場し、世界一有名なニューヨークのカップケーキ店、マグノリアベーカリー(Magnolia Bakery)が、フランチャイズ化し、5年間に全米で約200店舗を増やす予定と、ウォール・ストリート・ジャーナル(The Wall Street Journal)が報じた。

1996年グリニッジ・ヴィレッヂに創業したマグノリアベーカリーは、2007年に現在CEOを務めるスティーブ・アドラムス(Steve Abrams)氏と妻のタイラ(Tyra)さんが買収した。
それ以来、マンハッタンに6店舗、ロサンゼルスやシカゴ、ボストンなどのほか、メキシコシティ、韓国、ドバイなどの海外を含めて26店舗を経営している。

アドラム氏は、米国内の50のキーマーケットをターゲットとし、各エリアに少なくとも3店舗をオープンすることで、事業を拡大していくとWSJに語った。

WSJによると、マグノリアベーカリーの年間売り上げは、約4,500万ドル。カップケーキの売り上げは全体の3分の1で、より多くの売り上げをもたらしているのは、55ドルのバナナプディングのセットだという。
しかし、カップケーキの知名度は以前高く、同社はこれを全国レベルに押し上げたいとしている。

Eaterによると、ニューヨークを代表するフードトラック、ハラル・ガイズ(Halal Guys)や、ファラフェルを販売するマモウンズ・ファラフェル(Mamoun’s Falafel)もフランチャイズ化により事業を拡大する計画だ。

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社会現象になったマグノリアベーカリー

2000年のSATCシーズン3に登場したキャリーとミランダが店の前でカップケーキを食べるシーンは、ほんの短い時間だったが、パステルカラーのケーキが女子のハートをつかみ、店の前には長蛇の列ができるなど社会現象となった。

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