ゴールデングローブ賞欠席のラッセル・クロウ、オーストラリア森林火災でメッセージ

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ラッセル・クロウ(Russell Crowe)は5日、ロサンゼルスで開催された第77回ゴールデングローブ賞のテレビ部門(リミティッド・シリーズ)で、主演男優賞を受賞した。

ラッセル・クロウは、ドラマ「The Loudest Voice in the Room」で、米Foxニュース元CEOの故ロジャー・エイルズ(Roger Ailes)を演じた。

プレゼンテーターとして登壇したしたリース・ウィザースプーンとジェニファー・アニストンは、ラッセル・クロウは火災から家族を守るため出席できないと明かした。そして、受賞した時のために託されたメッセージを読み上げた。

「オーストラリアで広がっている悲劇は、間違いなく、気候変動によるものだ。科学に基づき行動し、全世界の労働力を再生可能なエネルギーに移行し、我々の地球を比類のない素晴らしい場所として重んじる必要がある。そうすれば、われわれに未来があるだろう。」

『ビッグ・リトル・ライズ』で主演女優賞にノミネートされていたオーストラリア出身の女優、ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)は授賞式に出席した。
Us Weeklyによると、自身の家にも火災の危機が迫っており、前日に開催されたイベントのレッドカーペットでは、涙を見せていたという。

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ニコール・キッドマンはインスタグラムで、50万ドル(約5,400万円)をRural Fire Servicesに寄付すると発表。SNSでファンへの支援を呼びかけている。

『スキャンダル』(Bombshell)で助演女優賞にノミネートされたマーゴット・ロビー(Margot Robbie)も5日、SNSにビデオを投稿。子供の頃の写真を紹介し、「この美しい国が火災で損なわれている。どうか支援をお願いしたい。」と呼びかけている。