フォアキン・フェニックス、プライベートジェットをやめようと呼びかけ ゴールデン・グローブ賞

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『ジョーカー』に出演したフォアキン・フェニックス(Joaquin Phoenix)は5日、第77回ゴールデングローブ賞で、ドラマ部門で主演男優賞を受賞した。

受賞スピーチで壇上に立ったフォアキン・フェニックスはハリウッドスターの仲間たちに、言葉だけではなく、気候変動対策を実際に行動に移すべきだと呼びかけた

ビーガンで知られるフォアキン・フェニックスは、気候変動への関心を高めるため、授賞式でミートレスの食事を提供してくれたハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)に対して、「実に力強いメッセージだった。」と感謝を述べた。

さらに監督のトッド・フィリップスらに謝意を伝えた後、「事を荒立てたくはありませんが….それがなんだ!」と前置きし、「多くの人々がオーストラリアのことを話題にし、祈りを捧げるのは本当に良いことだ。しかし、われわれはそれ以上のことを行う必要がある。」と述べた。「それは素晴らしいジェスチャーだ…。私は常に高潔な人間でいれるわけではない…。私も多くのことを学んでおり、この会場にいる複数の人々からも正しいことを知る機会を得ました。大変感謝しています。私は一緒に、願わくば、一体となって実際に何らかの変化を起こすことができればと思っています。」
「投票に行くのは素晴らしいことだ。しかし時には、われわれも自分自身の行動に責任を持ち、ライフスタイルを変え、何かを断念すべきだと思う。私たちは授賞式のために、パームスプリングスにプライベートジェットで行ったり来たりする必要はありません。私もより良くするよう努めるので、みなさんもそうされることを望みます。」と述べた。

昨年、ヨーロッパで開催された気候変動会議「Google Camp」には、レオナルド・ディカプリオやケイティ・ペリー、オーランド・ブルームらが参加したが、プライベートジェットやメガヨットなど二酸化炭素排出量の多い乗り物でかけつけたため、行動が矛盾していると非難を浴びている。

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