ニューヨーク市 無料の食事提供を開始

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ニューヨーク市教育局(DOE)は、生活に困窮する全ての人を対象に、無料の食事提供を開始すると発表した。
2017年にスタートした無料食事プログラムは、全ての公立学校が閉鎖された先月15日から、18歳以下の全ての子供を対象にサービスを提供していた。事前登録や身分証明書などは不要で、全ての人が利用できる。

ニューヨーク市のデブラシオ市長は3日、WNYCのラジオ番組に出演し、新型コロナウイルスの影響により失業した50万人を支援するため、プログラムの対象を拡大したと発表。「店頭に食品があっても、それらを購入できない人のことをまず心配した。」と語った。

市内400以上の拠点で、月曜から金曜日の午前7時半から午後1時半まで、朝食、昼食、夕食を無料で提供する。
(家族や子供は7時半から11時半まで。大人は11時半から午後1時半まで)
食事は持ち帰り用のみで、ベジタリアンとイスラム教徒のハラル向けのメニューも用意する。

配布場所やプログラムの詳細に関しては「FOOD」もしくは「COMIDA」を 877-877までテキスト、311に電話、 教育局の公式サイトから確認できる。