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NY州新型コロナ感染者9万人超。クオモ知事「人工呼吸器の備蓄があと6日。”非常手段”実施へ」

ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ(Andrew Cuomo)知事は2日、新型コロナウイルス(COVID-19)の状況について会見を開き、説明を行った。

2日時点のニューヨーク州の感染状況は以下のとおり

  • ニューヨーク州の感染者数 92,381人(+8,669)
  • ニューヨーク市の感染者数 51,809人(+4370)
  • 死者数 2,373人(+432)
  • 入院者数 13,383人(+1,157)
  • 集中治療室(ICU)の患者 3,396人(+374)
  • 延べ退院者数 7,434人(+1,292)
NY州の感染者数(4/2/2020)©NYS

会見には、先日感染を公表した弟でCNN番組のアンカー、クリス・クオモ氏がリモートでサプライズ出演し、自主隔離中の自宅地下室から闘病の様子について語った。

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クリス氏は前日、激しい震えで歯が欠けたことや2015年に他界した父親のマリオ・クオモ元州知事の幻覚を見たこと、39度以上の発熱があったと明かし、「誰かが人形のように自分を殴っているようだ」と番組を通じて症状の過酷さを伝えていた。

クリス氏は会見でも幻覚について触れ、「映画のようだった。幻覚がポンと出てきた。あなたも夢に現れた。面白いバレーの衣装を着ていた」と語った。続けて「あなたは夢の中で踊っていた。魔法の杖を振りながら、”杖を振って、これを消したいんだ”と言っていた。それから回って、踊りながら消えていった」と語った。

クオモ知事は笑みを浮かべながら「比喩的な現実がたくさんつまっているようだ。共有してくれてありがとう。」と述べつつ、熱が「精神的な能力」に影響を与えているようだと加えた。

会見ではこのほか、感染増加のピークが7日から30日以内になると見通しを改めて発表。ピーク時の患者数に対応するため、既存の病院に病床数の50%増加を義務付けたことや新たな施設の追加、市内の患者をアップステートへ移送するなどの対策を述べた。

人工呼吸器は6日で枯渇

一方、人工呼吸器について「現在のバーンレートでは、6日分の備蓄しか残されていない」と問題を公表。不足に対処するために「非常手段」を講じるとし、引き続き購入機会を探すと同時に、選択的手術の停止、麻酔器の使用、「BiPAP機械」を人工呼吸器に変換すると述べた。また1台を2人の患者で共有する方法についても、引き続き検討していることを明かした。

BiPAP機械は、フィリップスから3,000台を購入し、750台が昨日到着したと述べた。

スタッフについては、呼びかけに応じて、州外から21,000人、合計85,400人の医療従事者らが自発的に協力を申し出てくれたと発表した。

このほか、ニューヨーク州の医療保障制度に関して、加入期間を5月15日まで延長すると発表した。加入はこちらから申し込みできる。

  • ニューヨーク州 コロナウイルス ホットライン(1-888-364-3065)
  • ニューヨーク州 メンタルヘルス ホットライン(1-844-863-9314)
  • ニューヨーク州 新型コロナウイルス 関連情報
  • ニューヨーク市 新型コロナウイルス 問い合わせ先(311)
  • 保健当局は、咳や熱、息切れなどの症状がある場合は、直接医療機関やERに出向かないこと。自宅で待機し、事前に電話で症状について相談するよう呼びかけている。
  • 在ニューヨーク日本国総領事館 新型コロナウイルス関連情報 (電話:212-371-8222)

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