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コミー前FBI長官 8日公聴会の主な証言まとめ

8日、上院情報委員会の公聴会が開かれ、ジェームズ・コミー前FBI長官が証言を行なった。コミー氏は、事前に書面を通じて大統領との間で取り交わされた会話内容を提出。公聴会では書面を元に質疑が行われ、ロシアの大統領選挙介入の捜査に関し、大統領による司法妨害が行われたかどうかが焦点となった。

大統領は嘘をつくかもしれない

証言の中で、コミー氏は、FBI長官を解任された後に大統領や報道官等が発表する解任理由が二転三転したことから、「困惑」と「一層の懸念」を抱くようになったと述べた。大統領が解任理由について「(FBI)組織が混乱し、統率が悪く、長官への信頼を失っている」と述べたことに対し、「率直に言って、嘘をついている」と発言した。また、トランプ氏の性格から考え、「正直に言って、大統領が話の性質について嘘を述べるかもしれないと懸念していた」と、大統領との会話をメモに残すにようになった理由を語った。

録音テープがあることを願っている

大統領が、コミー氏解任後、ツイッターで2人の会話を記録したテープの存在をほのめかした件に触れ、「テープがあることを願っている」と発言。

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解任はロシア捜査が原因

解任理由については、大統領のNBCテレビのインタビューの発言を引き合いに出し、「大統領の言葉から、(解任は)ロシア捜査が原因だと受け止めた」と述べた。また、「捜査が、大統領にとってプレッシャーとなり、苛立たせた」と述べ、「それが原因で大統領は自分を解任をした」と発言した。

特別検察官の設置のために、メモを漏らした

外部にメモのコピーを見せたことはあるかと聞かれ、「メモの一部を記者と共有するよう友人に頼んだ」とし、また、「(メモを漏らすことで)特別検察官の設置につながるのではないかと考えた」と、その目的を述べた。

フリン氏の捜査に関する発言は「指示」と受け止めた。

2月14日に二人きりで話し合いが行なわれた際に、「彼(フリン)はいいやつだ。放っておいてほしい」と言われたことに対し、状況から考えて、「大統領からの指示と受け止めた」と発言。トランプ大統領は、話し合いに際し、直前まで同席をしていたジェフセッション司法長官やクシュナー上級顧問に席を外すよう指示し、コミー氏と二人だけの場を設けた。

トランプとロシアの共謀について、公の場では答えることができない

「トランプ氏とロシアが共謀をはかったと考えているか」と聞かれ、「公の場で答えるべきではないと考えている」とし、明言を避けた。さらに、「何か悪意があって、そのように答えている訳ではない」と発言。回答に特別な含意がないことを強調した。

コミー氏は嘘をついている。そして、大統領への疑惑はなかった。

公聴会の終了後、トランプ大統領が個人的に雇っている弁護士マーク・カソウィッツ氏が会見。「大統領は、大統領選のロシア介入疑惑に対して、捜査対象ではなかった。また、コミー氏に忠誠を要求したことは一度もない、(フリン氏の捜査に対して)プレッシャーをかけたこともない。」と語り、大統領との会話を記録したメモを外部に漏洩したことを非難した。

大統領は9日の早朝に、ツイートを配信。証言を誤りと嘘ばかりだとした上で、コミー氏を「漏洩者」だと非難した。

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