トランプ氏に勝てる最強コンビは?米世論調査

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大統領選に関する最新の世論調査で、現時点でトランプ氏に勝利する可能性が最も高いのはヒラリー・クリントン氏であることが示された。

「大惨事」と評された先月の大統領選討論会では、バイデン氏の加齢に伴う健康面における疑念が深まり、メディアで連日のように撤退論が取り沙汰されている。

コンサルティング会社ベンディクセン&アマンディが7月2日から7月6日にかけて全国の有権者1,000人を対象に実施した世論調査(誤差幅±3.1)によると、選挙が本日実施された場合、バイデン氏とトランプ氏の支持率は42%-43%で、トランプ氏がわずかに上回った。

一方、候補者がカマラ・ハリス副大統領となった場合、トランプ氏との対決では42% – 41%でハリス氏が優勢となった。これを上回ったのはクリントン氏で、トランプ氏を2ポイント(43%-41%)リードした。

さらに、二人がタッグを組んだ場合(クリントン氏が大統領、ハリス氏が副大統領)が最も強力で、トランプ氏を3ポイント上回る結果となった。

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バイデン 42% – トランプ 43%

ハリス 42% – トランプ 41%

クリントン 43% – トランプ 41%

クリントン&ハリス 43%- トランプ 40%

有力候補として繰り返し名前が挙がっているカリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事とミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事は、トランプ氏をそれぞれ3ポイント、2ポイント下回るなど、バイデン氏よりも勝利の見込みが薄いことが示された。

調査を実施したベンディクセン&アマンディのディレクター、アンソニー・ウィリアムス氏は、ポリティコの取材に、有権者は「テレビで取り上げられる名前に反射的に反応している」のではなく、「ある程度洗練されている」と指摘。「彼らは党と同様に悩んでいる。つまり、経験者を選ぶべきか、新しい顔を選ぶべきか。現在世界で起きていることを考慮にいれると、経験豊富な人物を選ぶほうが、有権者は安心するだろう」と語った。さらに、候補者間の差は小さいものの、接戦となる選挙では重要な違いになると強調した。

なお、クリントン氏は以前から出馬の可能性を否定しており、討論会の翌日にはXで「私はバイデン氏に投票する」と表明するなど、バイデン氏への支持を貫いている。

バイデン氏は撤退の呼びかけに応じない姿勢を鮮明にしている。8日のMSNBCのニュース&トーク番組「Morning Joe」の生放送では、「一般的な有権者はまだジョー・バイデンを求めている。私はそれに自信を持っている」と語り、「要するに、私は逃げない」と宣言。撤退論を持ち出す「民主党のエリート」に「苛立っている」と不快感を示し、「もし私が出馬すべきでないと思うなら、対抗馬を出せばいい」と語った。