キャサリン妃 がんの治療中であることを公表

70

英国のキャサリン皇太子妃は、22日に公開したビデオメッセージで、がんを患い、化学療法を受けていることを明らかにした。

妃はビデオで「1月にロンドンで腹部の手術を受けた際、病状はがんではないと考えられていた。手術は成功した」とした上で、「しかしながら、手術後の検査でがんの存在が判明した」と説明。医療チームから予防的な化学療法を受けるべきだと助言を受けたと述べ、「現在、治療の初期段階にある」と明かした。がんのタイプについては語らなかった。

ビデオは20日に収録したとされる。

体調について「私は元気です」と述べ、「毎日、治癒に役立つことに専念することでますます強くなっています」と語った。

キャサリン妃は1月に腹部の手術を受け、療養中を理由に公務を控えていた。ケンジントン宮殿は、3月31日のイースターまで復帰の可能性は低いとしていた。過去数週間さまざまなゴシップが飛び交い、英国の母の日に笑顔の家族写真を公開して噂を鎮めようとしたが、主要通信社が画像が加工されているとして扱いを中止したことで、要らぬ憶測を呼ぶ結果を招いた。

Advertisement

ビデオでは「ウィリアムと私は、子供たちのために私的に処理し、管理しようと最善をつくしました」とこの間の努力を語り、「ご想像のとおり、治療を開始するために手術から回復するのに時間を要しました。なによりもジョージとシャーロット、ルイに適切な方法ですべてを説明し、私が大丈夫だと安心させるのに時間がかかりました」と説明した。

NBCによると、2月にがんを公表し、公のイベントへの出席を控えているチャールズ国王は「キャサリン妃の勇気ある発言をとても誇りに思う」と妃の発表の決断を支持し、「最愛の義理の娘と最も緊密な連絡」を続けていると声明を発表した。

リシ・スナク英首相も、キャサリン妃は「ものすごい勇気を示してくれた」と声明を発表。ここ最近、メディアやSNSで「好奇の目にさらされ、不当な扱いを受けていた」と述べ、「治療に専念し、最愛の家族と過ごすためにプライバシーが守られるべき」と注意を促した。

キャサリン妃は、「完全復帰」に向けて治療に集中する間、「家族として、私たちは時間と空間、プライバシーを必要としている」と理解を求めつつ、がんに苦しむ人々に向けて「どうか信念と希望を失わないでください」と呼びかけた。