「出馬取り下げるべき」米有力紙バイデン氏に英断迫る

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ニューヨークタイムズとワシントンポストの2紙が、バイデン大統領に対し、2024年大統領選の出馬を取りやめるべきとの論説を相次ぎ掲載した。

保守派のコラムニスト、ロス・ドゥザット氏は13日、「2024年のフィールド・オブ・ナイトメア」と題した論説をタイムズに掲載。

87歳で死去した故ルース・ベイダー・ギンズバーグ最高裁判事の例を挙げ、引退を先延ばししたため、彼女のレガシーは最終的に損なわれたと述べ、80歳となったバイデン氏の続投に警戒感を示した。

ギンズバーグ氏は2020年大統領選の直前、ワシントンD.C.の自宅で死去した。トランプ氏はその約1週間後にエイミー・コーニー・バレット氏を最高裁判事に指名。大統領選直前の10月末に、6人目の保守派の最高裁判事が誕生した。

ドゥザット氏は、バイデン氏の大統領としての職務について「主要な法案を可決し、外交政策の危機管理など、トランプ氏よりも統制のとれた政権運営」を実行してきたと評価した。一方で、再出馬に関しては、民主党は、バイデン氏の健康危機に加え、トランプ氏を再びホワイトハウスに送り込むという、より悪い結果を招く可能性のある、「破滅的な賭け」に出ようとしていると警告した。

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同氏は、トランプ氏を「明らかに不適格な指導者」だと述べており、最終的には、全員が敗者となる可能性があると締めくくった。

なお、AP-NORCが先日実施した世論調査では、民主党支持者の69%、全体の77%が、バイデン氏は大統領として高齢すぎると回答している。

ハリス副大統領にも厳しい評価

一方、作家でコラムニストのデビッド・イグナチウス氏は12日、ワシントンポスト紙に「バイデン大統領は2024年に再び出馬すべきではない」と題した論説を掲載した。

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