バイデン大統領 ウクライナ

バイデン米大統領(80)の副大統領時代の機密文書が個人事務所から見つかった問題に関連し、別の場所からも機密文書が見つかっていたことが新たに分かった。11日、NBCニュースが第一報を報じた。

バイデン氏の機密文書をめぐる問題は9日、首都ワシントンのシンクタンク「ペン・バイデン・センター」から昨年11月に機密文書約10点が見つかっていたとCBSニュースが報じたのが始まり。それ以来、先に自宅から機密文書を押収されたトランプ前大統領の件と比較する識者らが政治的論争を繰り広げていた。

バイデン氏とトランプ氏、どちらを擁護するかは概ね各々の所属政党に依るが、ブッシュ(子)政権下で大統領補佐官を務めた共和党のカール・ローブ氏などは、機密文書を本来の保管場所である米国立公文書館に速やかに移さなかったことや、見つかった文書の数が数百点に及ぶことなどから、トランプ氏の方がはるかに深刻だと指摘している。

新たな機密文書について、NBCは情報筋の話として、「オバマ政権を離れた後にバイデン氏が使った場所だが、ワシントンの事務所とは別の場所」で、バイデン氏の側近が発見したものとしている。具体的な発見場所や時期、機密のレベル、文書の数などは明らかにされていない。ただ、はじめにワシントンで約10点が見つかったことを受け、「バイデン氏が使っていた場所に他の機密文書がないか」を代理人が調査を始め、その過程で新たに見つかったのが今回の機密文書だという。同調査が現時点で完了しているかどうかも明らかになっていない。