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バー司法長官、トランプ氏の選挙不正説「たわごと」

ウィリアム・バー氏は、司法長官を辞任する前の12月1日に行なった大統領とのミーティングで、トランプ氏の主張する選挙不正説は「たわごと」だと強く否定し、その場に居合わせたスタッフを驚かせたという。Axiosが伝えた。

この日、ホワイトハウスに入る前、バー氏はAP通信の番記者に,司法省の捜査では選挙結果を覆すような大規模な不正は見つかっていないと答えていた。バー氏は、会合中に自分のコメントが報じられるだろうと予測していた。

トランプ氏は「なぜ、そんなことを言ったんだ。あなたはトランプが嫌いに違いない。それ以外に理由がないからね」と述べたという。

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バー氏は、バイデン氏や外国によって票が盗まれたとするトランプ氏の主張に対して「こんな計画はうまくいかない」と反発。「あなたの耳にあふれている情報は、たんに真実ではない」と述べ、選挙結果に異議を唱えるならば、それはトランプ陣営の弁護士がすることだと説明したという。

さらに、司法省はトランプ弁護団による不正の申し立てについても調べたが、「ただのでたらめだ」と批判。ジュリアーニ氏らの不正説は「私には全く理解ができない」「いいかげんで、おしまいだ」と述べたという。

この一週間後、ニューヨークタイムズは、バー氏が辞任を検討していると報じた。

Axiosはまた、バー氏とトランプ氏の関係は、ブラックライブズマター運動への対応などを巡って、静かに崩壊に向かっていたと報告した。

夏頃、デモに乗じた略奪や暴動が起きると、トランプ氏は強さをアピールするために反乱法を用いた軍の動員を望んだ。バー氏は、トランプ氏の考えに強く反対するマーク・ミリー統合参謀本部議長とマーク・エスパー国防長官の間に入り、いらだちを強めるトランプ氏に対して、何度も強く押し返したという。

バー氏はまた、トランプ氏によるジョン・ダーラム検事の捜査に関する声明や働きかけにうんざりしていたほか、ハンター・バイデン氏の捜査に特別検察官を任命するよう要求するといったトランプ陣営による圧力に苛立ちを募らせていた。

この間、司法省ではすでにハンター氏の捜査に着手していたが、捜査については公にしないという司法省の方針を守っていた。

バー氏は、トランプ氏との関係悪化が公になる前に辞任しようと決意したという。一部では、トランプ氏の恩赦の方針を巡って意見が対立したのではないかとの憶測が流れたが、辞任とは関係がなかった。バー氏は、唯一エドワード・スノーデン氏に対する恩赦に強く反対したが、これ以外は、相談を受けたくないことをシポローネ大統領法務顧問に伝えていたという。

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