クリス・ロックの「ビンタ」ネタ、ウィル・スミスの反応は?

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今月4日にネットフリックスで生配信されたスタンダップショー「Selective Outrage」では、クリス・ロックが一年間の沈黙を破り、昨年のアカデミー賞授賞式でのウィル・スミスのビンタ事件をネタにし会場を沸かせた。

内容をめぐって賛否の声が報じられているが、当のウィル・スミスは傷ついているという。

エンターテイメント・トゥナイト(ET)によると、ある関係者は、ロックが自分と家族について話したことに「当惑して傷ついている」とスミスの心境を明かした。

ロックはショーの中で、スミスの妻ジェイダの浮気について、これを二人が話しあったトークショーに言及。「誰一人として、浮気相手からインタビューを受けるものなどいない」とからかい、「彼女は、俺なんかよりもずっと彼を傷つけた」と話した。

「彼が殴ったのは誰だ?俺だよ」と笑いを誘いつつ、スミスの振る舞いは、今回のテーマである「Selective Outrage(選択的な憤慨)」だと主張した。

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スミスはまだコメディを見ておらず、周囲から話を聞いただけだという。情報筋はまた、公の謝罪を済ませたスミスは、ロックにこの件を「手放して欲しい」と思っており、クリスが前進し、そうすればみんなも先に進むことができると考えていると明かした。

スミスは授賞式の直後にインスタグラムで謝罪し、その後、ビデオメッセージでも反省の弁を語った。ただしロックへの直接の謝罪はないと伝えられている。

一方、ネットフリックス側について、スミスは、ロックに舞台を与えたことに腹を立てており、不快に感じているという。