ウェンディーズ従業員が客を暴行、67歳男性が重体

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アリゾナ州にあるファーストフード店で先月26日、従業員が67歳の男性客と口論の末、暴行を加える事件があった。この従業員は、加重暴行の容疑で逮捕された。

事件が起きたのは、プレスコットバレーのウェンディーズ店。地元メディア3TV/CBS 5が警察の話を元に伝えたところでは、アントニー・ケンドリック(Antoine Kendrick)容疑者(35)は、提供した商品に男性客からクレームをつけられた後、カウンターから出てきて、男性の頭部を殴打した。

公開された監視カメラの映像には、男性が差し出された3つのカップに、指を差しながら何かを指摘する姿や、ケンドリック容疑者が男性の背後から近づき、殴り倒す様子が撮影されている。

男性は床に倒れ意識を失った後、ヘリで最寄りの病院へと搬送された。容態について、予断を許さない状況だと伝えられている。

容疑者は暴行後、カウンターの内側へ戻り、所持品を手に店を後にしたという。

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映像からは、男性客との間でどのような話し合いがあったのかは明らかでない。目撃者はテレビの取材に対し、男性客は手出しはしていなかったと語っている。