プーチン氏はまだ死なない、ウクライナ国防省情報局トップが病状語る

プーチン

ウクライナ国防省のキリロ・ブダノフ(Kyrylo Budanov)情報総局長は、ウクライナのメディアUkrainska Pravdaの取材に対し、ロシアのプーチン大統領の健康や精神状態、後継者の問題などについて語った。ニューヨークポスト紙が伝えた

ブダノフ氏は、プーチン氏の健康悪化に関する報道について「十分な確認が取れている」とし、「彼は複数の重い病気にかかっており、そのうちの一つが、がんだ」と述べた。ただし、「明日にでも死亡することを期待するほどのものではない。好むと好まざるとに関わらず、彼には少なくともあと数年残されている」と権力交代はまだ先との見方を示した。

プーチン氏の「重病説」に関しては、血液のがん(News Lines Magazine)や甲状腺がん(Proekt)、認知症やパーキンソン病(The Sun)など、さまざまな噂が飛び交っており、一部で、既に手術を済ませた(General SVR)との情報も流れている。

ブダノフ氏は、プーチン氏の精神状態について、当初、3日間でウクライナを占領し、キーウの大統領府にロシア国旗を掲げるつもりでいたが、3カ月経った今も達成できておらず、「混乱した状態」にあるだろうと語った。

後継者について、プーチン氏は、さまざまな段階で検討しており、これまでに複数人が候補に上がってきたものの、「彼は躁病的な症状を抱えており、後継者を真剣に準備することを恐れている可能性が高い」と指摘。選んでしまうと「自分が思い描くよりも早く、政権移譲を求められる可能性があると認識している」と理由を述べた。

さらに、ロシアの侵攻開始直後、プーチン氏の暗殺計画が実行に移されたが、「未遂に終わった」と明らかにした。コーカサス諸国(アルメニアやアゼルバイジャン、ジョージアなどロシア南部の国)の代表者らが、実際にプーチン氏に攻撃を仕掛けていたという。