ホームニュースニューヨーク2年ぶりの観客動員 タイム...

2年ぶりの観客動員 タイムズスクエアでカウントダウン年越しイベントがスタート

マンハッタンのタイムズスクエアで、恒例のカウントダウンイベントがスタートした。一般の観客を動員して開催するのは2年ぶり。昨年は、医療従事者など特別ゲストを除いて、無観客で行われた。

デブラシオ市長は先月、2年ぶりに観客をフル動員して開催すると発表していたが、12月に入り、新型コロナウイルスの感染者が急増したことを受け、観客の規模を縮小。例年の6万人から1万5,000人まで削減した。参加者には、マスクの着用のほか、ワクチン接種証明書の提示が求められた。

午後3時ごろの入場口付近の様子(MashupReporter
入り口では、ワクチン証明書とセキュリティーのチェックを実施(MashupReporter

入場時間は午後3時からと発表されていたが、予定よりも早めに会場に入った人は多かった。当日の気温は約10度で、例年よりも暖かく、過ごしやすい気候となった。

ソーシャルディスタンスを確保するため、75%削減した会場内は、かなりゆったり。6時からのイベント開始まで、座ったり、寝て待つことができるほどのスペースも。

日本から語学留学で滞在中の学生2人と、大阪から訪れた男性の3人組。会場に早く到着しすぎて、再度入場し直したという。また、韓国から旅行で訪れたカップルは、「この楽しい雰囲気にワクワクしている。暖かくてラッキーだと思う」と語った。

今年で任期を終えるデブラシオ市長が、最後のカウントダウンを行うほか、元日から新市長に就任するエリック・アダムス氏が就任宣誓を行う予定。

TOP STORIES