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【写真】2021タイムズスクエアカウントダウン 無観客で開催

世界が毎年注目するニューヨークのタイムズスクエアのカウントダウン。今年は新型コロナウイルスの影響で、110年以上の歴史の中で、初めて無観客で開催された。

なお、ワンタイムズスクエアのビルで、新年の祝賀行事が始まったのは1904年。カウントダウンのハイライト「ボールドロップ」は1907年から始まった。

夕方のタイムズスクエアの様子。昨年は昼前から観客が集まり始める。(mashupNY)
タイムズスクエアカウントダウン20201
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特別ゲストとして招待されたのは、医療従事者やフロントラインワーカーなどパンデミックの最前線で活躍したヒーローたち。ソーシャル・ディスタンスを保ちながら、パフォーマーに声援を送った。

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観客に代わって、ステージを盛り上げたのはバルーンたち(mashupNY)

タイムズスクエア周辺はバリケードで進入禁止となり、厳重な警戒態勢が敷かれた。ワンワールドが見える49ストリートのブロードウェイや7アベニューには、カウントダウンを一目みようと人々が集まった。

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カウントダウン名物のコンフェッティは今年も健在。大量の紙吹雪が夜空を舞い、蛍の光やフランク・シナトラの「ニューヨーク、ニューヨーク」、レイ・チャールズの「アメリカ・ザ・ビューティフル」など毎年恒例の音楽でコロナ禍のイベントを締めくくった。

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セントラルパーク ニューヨーク 入場制限
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タイムズスクエアカウントダウン20201
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紙吹雪の中には、コロナの収束と母親の禁煙の願いが書かれた願いも。カウントダウンイベントでは、事前に来年の願い事を受け付けており、現地で書いたり、ネットで投稿することができる。

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タイムズスクエアカウントダウン20201
今年は被写体がなく、自ら写真撮影するフォトグラファーたち(mashupNY)

アンドラ・デイがヘッドライナーに

今年はシンガーソングライターのアンドラ・デイ(Andra Da)がヘッドライナーを務めた。グラミー賞ノミネート曲の「Rise Up」や「Forever Mine」のほか、ボールドロップ直前には、ジョン・レノンの「イマジン」を歌った。

グロリア・ゲイナー(Gloria Gaynorが、70年代のヒット曲「I Will Survive」を披露。同曲はパンデミックで再び注目を浴びた。

ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)は最新曲「In the Morning」や「Dance Again」「Waiting for Tonight」エアロスミスのカバー「Dream On」を歌った。

ジェニファー・ロペスは「2020年はもうすぐ終わり。私たちは、成し遂げたわ!今年が私たちに教えてくれたのは、全ての瞬間を大事にし、今あるものに感謝すること。私たちは多くを失った。多すぎる」と感情的になりながら語った。

「Dance Again」を歌う際、「私たちはこれからも生きて、愛し、再び踊る。そして夢を見続ける。20年前、私はこの歌を歌った。そして今夜ほど、この歌が必要な時はない」と呼びかけた。

ほかにはビリー・ポーターや、シンディ・ローパー、カントリー歌手のジミー・アレン、ラッパーのマシン・ガン・ケリーがステージに上がった。

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