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サラ・ジェシカ・パーカー SATCのサマンサ「復活はない」と断言

「セックス・アンド・ザ・シティ新章」の主人公でプロデューサーを務めるサラ・ジェシカ・パーカーは、前作でサマンサ役を務めたキム・キャトラルの復帰はないと明言した。

サマンサのキャラクターの人気は高く、続編放送後も、再演を希望する声は多かったが、ファンの願いは叶えられなさそうだ。

(最終話のネタバレが一部含まれます)

キャストとの不仲が噂されていたキム・キャトラルは、続編「And Just Like That…」を降板した。ドラマでは、サマンサは仕事でロンドンに移住後、友人らと音信不通となっている設定となっていた。姿は見せないものの、キャリーの夫、ミスター・ビッグの葬式に花を贈ったほか、テキストメッセージのやり取りなどで、たびたび登場。3日に米国で放送された最終話では、ミスター・ビッグの遺灰を散骨するため、パリに渡ったキャリーが、サマンサに「カクテルでも飲みにいかない?」とテキストを送るなど、友情の復活を想起させる場面で終わる。

バラエティのインタビューで、サマンサの再登場の可能性について尋ねられたサラ・ジェシカ・パーカーは、「それはないと思う」ときっぱり否定。キム・キャトラルに関する記事は全て読んでいないが、それでも、周りから耳に入ってくるといい、彼女が再演を望んでいないことを理解していると述べた。

キム・キャトラルは、2017年に映画版「SATC3」が、撮影直前で製作中止となって以来、続投しないと公言している。さらにテレビ番組やSNSでも、キャスト間の不仲を表明してきた。

続編が放送されてからも、ドラマに否定的なファンのコメントに「イイネ」ボタンを押すなど、自ら批判的な姿勢を示していた。

一方、サラ・ジェシカ・パーカーは、不仲説を否定してきた。昨年1月のインスタグラムでは、サマンサの復帰を望むメッセージを投稿するなど、キム・キャトラルにラブコールを送り続けてきたが、これ以上の説得は難しいと悟ったようだ。

インタビューではまた、SATC3の製作中止後、キム・キャトラルと話し合いの場が設けられたことを明らかにした。「スタジオが、彼女の要求を満たすことができず、製作が中止となった後、彼女の話を聞き、彼女にとって何が重要なのか知る必要があった。それは、われわれにとって必要または、重要とされるものに合致しなかった」と、双方の折り合いが付かなかったと述べた。

さらに、サマンサのキャラクターについて、キムとは異なり「彼女は、まだ存在している」と、ドラマにおける重要性を主張。サマンサは「関係性を大事にする、思いやりのある人物」だと述べ、ファンに納得してもらえるよう、「敬意と気品」をもって、キャラクターを扱ったと語った。

プロデューサーのマイケル・パトリック・キングも同誌のインタビューで、キム・キャトラルが再び登場するという「現実性はない」と、可能性を否定した。

テキストメッセージでキャラクターの存在を示すのは、「サマンサのレガシーを尊重するための方法」だったと説明している。

シーズン2の可能性は?

And just like that セックス・アンド・ザ・シティ
(C)HBO

シーズン2については、正式に発表されていないが、HBOのコンテンツ最高責任者は同誌に、視聴者数は「驚異的」だと語っている。番組への批判は「かっこうの餌食」だと述べ、世界中で配信され、反応が起きることは「健康的であり、正常なこと」とポジティブな姿勢を示した。

サラ・ジェシカ・パーカーとマイケル・パトリック・キングも、シーズン2に前向きな考えを示している。2週間前に、両者の間で「いつ話し合いを始めるか」という会話がなされたところだという。サラ・ジェシカ・パーカーは、「勢いを感じており、多くの時間が経つのを避けたい」と続編への意気込みを語っている。

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