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リブート決定の「セックス・アンド・ザ・シティ」サマンサ不在に落胆や怒り

HBO Maxは先週、ニューヨークを舞台した人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』(Sex and the City、SATC)のリブート「And Just Like That…」を製作すると発表した

SATCは、1998年から2004年までケーブルテレビのHBOで放送。ニューヨークで暮らす30代女性の友情や恋愛などライフスタイルをストレートに描き、一世を風靡した。

主要キャストのサラ・ジェシカ・パーカー(55)とシンシア・ニクソン(54)、クリスティン・デイヴィス(55)は続投する。しかしPR会社の社長サマンサ・ジョーンズ役のキム・キャトラル(64)は再出演しないことから、SNSには落胆や批判の声が寄せられた。

あるユーザーは「サマンサなしで新シリーズを再開するのは、ビヨンセ抜きでデスティニーズ・チャイルドを復活させるようなもの」と批判。

別のユーザーは、クリステン・ジョンストンが、「お楽しみはどうなったの?退屈で死にそう」と叫びんだ後、誤って窓から落下するドラマのワンシーンを投稿し、失望感を示した。

サマンサは初回エピソードに登場し、キャリーの恋人バーガーのように、ポストイットで3人に別れを告げるのではないかと推測する人も。

サマンサを主演に据えて、ロンドンを舞台としたスピンオフドラマ「Sex and the Other City」の製作を求めるファンも。

かねてから出演を否定

なおキム・キャトラルはかねてからSATCの続編には出演しないと公言している。
デイリーメールは2017年、映画「セックス・アンド・ザ・シティ3」の製作中止を報じた。情報筋の話として、キム・キャトラルが撮影直前に、法外な要求を出したが、ワーナーブラザーズが拒否したため、企画は棚上げとなったと事情を説明した。
一方、キム・キャトラルは報道内容を否定。ツイッターで「私がこれまでに唯一”要求”したのは、映画SATC3には出演しないってこと。2016年から言ってるけど」と反論した。

2018年に兄弟を無くしたキム・キャトラルは、サラ・ジェシカ・パーカーに「支援は必要ない。あなたは友人じゃない」と不満を表すメッセージをSNSに投稿したことで、不仲説が再び浮上した

製作中止を求める声も

ニューヨークポスト紙のJohnny Oleksinski氏は論説で、リブートの製作を中止するよう求めた。シーズン6のパリのエピソードと、その後の劇場版は「知的な無神論者の4人組を、男狂いの漫画へと変えた」と非難。2010年の映画は「人種差別主義のうえに、愚かで最悪、おまけに冗長」と酷評した上で、「キャリー、われわれは、あなたにはもう興味を持っていない」とこれ以上のエピソードは不要だとした。

ローリングストーンズのライター、Ej Dickson氏は「リブートはひどいアイデア」と述べ、その理由にサマンサの不在をあげた。
SATCのコアは「女性たちの永続的な友情のパワーに関するもの」とし、グループの1人が欠けるのは「まさにそのアイデアに対する裏切り」と非難した。「4人の登場人物は、批評家から病的に浅く、自己陶酔的だと指摘されていたが、サマンサのキャラクターは最も倫理的で、彼女がドラマで果たした役割の大きさは計り知れない」と指摘し、「サマンサを葬り去るのはファンへの侮辱だ」と述べた。
さらに、登場人物の多くは「白人で、痩せており、異性愛者で、奇妙な位置にベルトを着用している」と述べ、ドラマは「ニューヨークの幻想」だと語った。

一方、メンバーが欠けるのは「現実的」と擁護する意見も寄せられた。ドラマの実社会への影響を分析した著書「Sex and the City and Us」の作者、ジェニファー・アームストロング(Jennifer Armstrong)氏はワシントンポスト紙に対し、サマンサの不在は「想像し難い」としつつ、「人は常に変わる。友情も終わる」と述べ、17年後も全員がニューヨークに住み続けている方が、現実的ではないとの見方を示した。

実社会では、新型コロナの感染が拡大し始めた昨年3月以降、アッパーイーストサイドやウエストヴィレッジ、ソーホーなどの富裕層の住民の多くが、郊外や他州へと転居したと報じられている。

リブートついてアームストロング氏は、50代となった主人公らは、閉経による体や性欲の変化、離婚や死別後の男性との出会い、親の介護と子育ての両立など、中年期を迎えた女性ならではの日常が描かれるのではないかと期待を語った。

撮影は今年の春からニューヨークで開始するという。新型コロナウイルスをどのように描くのかは、明らかになっていない。

最も変化を遂げたキャストは?

mashupNY

弁護士のミランダ役を演じたシンシア・ニクソンは、ゲイを公表し、パートナーとの間に2人の子供がいる。2018年にはニューヨーク州知事選の民主党予備選挙への出馬を表明し、現職のクオモ知事に挑んだ。敗退したものの、ニューヨーク州の嗜好用マリファナ合法化に関する論争に火をつけ、話題となった。

シャーロット・ヨークを演じたクリスティン・デイヴィスも、野生動物の保護や、サイの密猟に反対するアクティビストとして活動している。

端役で登場したブラッドリー・クーバーも「ハングオーバー!」で大ブレイク。監督デビューした『アリー/スター誕生』は、第91回アカデミー賞にノミネートされた。

シーズン2で実在の人物としてカメオ出演したドナルド・トランプ氏は2017年、第45代アメリカ合衆国大統領に就任。再選をかけた2020年の大統領選では、バイデン氏に敗北した。一期で退陣を余儀なくされたほか、史上初めて2度目の弾劾訴追を受けた。

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