リアーナ、スーパボウル「口パク」パフォーマンスに落胆の声

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今年のスーパーボウルのハーフタイムショーでパフォーマンスを披露した歌姫リアーナ。7年ぶりのライブに賞賛の声が上がる一方で、一部から「ひどい口パク」と落胆する声もあった。

赤いロエベのジャンプスーツを着たリアーナはこの日、「Where have you been all my life」や「Only girl in the world」、「We Found Love」「アンブレラ」「Work」などヒット曲をメドレーで歌い、会場を盛り上げた。赤いパフジャケットは、昨年1月に死去したVogueの元クリエイティブ・ディレクター、アンドレ・レオン・タリー氏へのトリビュートだという。

ニューヨークポスト紙によると、視聴者からは「マイクを離し、口を全く動かさずに歌い続けるのはすごい」といった皮肉や、「悪すぎる」「これまで見た中で最悪の口パク」「スーパボウルでの口パクはやめさせるべき」などのコメントが投稿された。

▼パフォーマンス中の一コマ。口からマイクを離しても歌声は響き渡っており、本人も気にしていないようだ。

【動画】リアーナ、2023年スーパーボウルのハーフタイムショー

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過去、ケイティ・ペリーやレッド・ホット・チリ・ペッパーズらも口パクだったと指摘されている。

口パクだからといって悪いわけではない。ポスト紙によると、NFLはリハーサルをライブ収録しており、パフォーマーに本番で使用するかどうか選択する機会を与えている。セーフティネットにもなり、振り付けや踊りに集中できることから、多くの演者がこれを選ぶという。

パフォーマンス中、ネットでは膨らんだお腹にも注目が集まっていた。ハーフタイムショーが終わった後、リアーナの広報担当者は、第2子を妊娠したことを発表した。リアーナは昨年5月、パートナーのラッパーA$AP Rockyとの間に長男が誕生している。

ちなみに、”黒人の国家”「Lift Every Voice and Sing」を歌ったシェリル・リー・ラルフも口パクとの噂が持ち上がった。ラルフは、口パクについて尋ねたハリウッドレポーターに「何か問題?問題ある?ないわよね。ありがとう」と回答したという。