ヘンリー王子とメーガン妃の子供の称号変更、国王が伝えたかったのは

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英王室の専門家が、今回のヘンリー王子夫妻の子息の称号使用をめぐり王室が夫妻に示したのは、責任を負わずに特典は与えられないことだと主張した。

ヘンリー王子とメーガン妃の広報担当者は今月8日、「リベット・ダイアナ王女(Princess Lilibet Diana)が3月3日(金)、ロサンゼルス大司教のジョン・テイラー師によって洗礼を受けた」と明らかにした。洗礼式に関する発表ではあったが、「王女」の称号を初めて使用したとして、大々的に報じられた。この翌日、王室は公式の声明を発することなく、ホームページにある夫妻の二人の子供の称号を「王子」と「王女」に変更した。

マジェスティ誌のイングリッド・スワード編集長が英紙ミラーに話したところによると、実際のところ、王室の規則では、昨年のエリザベス女王の死去に伴い二人の子供には王子・王女の称号が付与されていた。

スワード氏は、夫妻は6カ月間、王室が新たな称号を発表するのを期待していたが、実現しなかったと指摘。

一方、10日にバッキンガム宮殿が、国王が弟のエドワード王子にエディンバラ公爵位を授けた件で公式声明を発したことに触れ、両者の違いが「鮮明」に示されたと話した。

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声明には、チャールズ国王が高爵位の授与を「うれしく思う」と言葉が添えられており、スワード氏は「バッキンガム宮殿の柵に掲げた金縁の額に入っているかのような気高い」形式だったと説明。「これに反して、ヘンリーとメーガンは、生後21ヶ月になる娘のリリベットが洗礼を受けるに際して、広報担当者に王女の称号を使って発表するよう頼んだ」と語った。

スワード氏は「彼ら(ヘンリー夫妻)が6ヶ月間も待っていたのは興味深い」としつつ、王室はホームページに変更を加えなかったが、二人には自ら行動することを許しており、それゆえ夫妻は不平を言うこともできなかったと指摘した。

両者の対比が物語っているのは「責任を負わずに特典を望んでも、決してうまくいかない」ことだと述べ、「アーチーとリリベットはいつかこのことを学び、そして自分たちで選択することになる」と語った。