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性的暴行疑惑のアンドルー王子 エプスタインと原告女性の和解契約が裁判に与える影響は?

未成年の時に性的暴行を受けたとする女性が英国王室のアンドルー王子を訴えた裁判。4日、ニューヨークの裁判所でオンラインによる審問が行われ、2009年に女性とジェフリー・エプスタイン元被告との間で交わされた和解契約の内容が話し合われた。

原告のバージニア・ロバーツ・ジュフレさんは、17歳だった2001年、エプスタインによってアンドルー王子との性行為を強要され、ロンドン、ニューヨーク、ヴァージン諸島のリトル・セント・ジェームズ島で性的暴行を受けたと主張。昨年8月に民事訴訟を提起した。

和解文書は、判事の指示により、審問の前日に公開された。ニューヨークポスト紙によると、和解条件には、エプスタインからジュフレさんに50万ドルを支払うとされ、「被告となり得るいかなる他の人物または団体」は、原告による「あらゆる種類の訴訟」を免れると定められている。

王子側の弁護士は、和解文書によって王子は訴訟から保護されるとし、訴えの棄却の根拠になると主張した。

一方、ルイス・カプラン判事は、「被告となり得る人物」が指す内容は多様な解釈が可能とし、意図を正確に把握しているのは、エプスタインと原告のみとの考えを示した。また、契約が機密とされたことを挙げ、2人が保護を意図した人物は、これを決して知ることはできないと指摘した。

一時間を超えた審問で、判事は、弁護側の主張に繰り返し不賛成の考えを示したという。

性的暴行の内容について詳細が不十分だとするブレトラー氏に、カプラン判事は「不本意な性交について、それが何を意味するのか、議論の余地はない」と反論。ブレトラー氏が、性的暴行の時間や場所などの詳細が不明と主張すると、証拠開示手続きの中で、「(王子は)これらの情報を得る権利がある」と説明した。

カプラン判事は、訴えを棄却するかどうかの判断を「近いうち」に下すとして、この日は結論を出さなかった。

専門家らは、判事は、王子に厳しい判断を下すだろうと予測している。

元連邦検察官のミッチェル・エピナー氏はインディペンデントの取材に、訴えは却下されないだろうと予測。王子は和解か欠席判決、または法廷に行くかを選択しなければならないと語った。

ハーヴェイ・ワインスタインの弁護人を一時務めたリサ・ブルーム氏は「アンドルー王子は、法的根拠に基づいて却下を求めているが、判事は、弁護側に強く質問をしたところをみると、そうしたくないようだ」と指摘。棄却の求めは認められないだろうとの考えを示した。

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