ブルックリンのクラウンハイツで警察が黒人男性を射殺

4日午後、ブルックリンで、シャヒード・ヴァッセル(Saheed Vassell)さん(34)が警察に射殺された。現場は、クラウンハイツのモンゴメリー(Montgomery)ストリートと、ウティカ(Utica)アベニュー付近。

ニューヨーク市警察(NYPD)のテレンス・モナハン(Terence A. Monahan)署長の会見によると、NYPDは、午後4時40分、茶色のジャケットを着た黒人男性が、道路上で銀色の銃器らしきものを持ち、人に向けているとの通報を受けた。

警察官が到着すると、ヴァッセルさんは、射撃の構えを見せ、手に持ったものを警察に向けたという。その後、手にしていたものは、パイプであることが判明したが、駆けつけた警察らには、銃に見えたと説明。4人の警察(うち3人は私服警官)は、ヴァッセルさんを殴り武器を手放させた後、合計10発を発砲した。

撃たれた男性は、救急車でキングスカウンティ病院に搬送された後、死亡した。警察官は軽傷を負ったという。

男性の名前等は明らかにされていないが、男性が持っていたパイプの写真を公開した。

NYPDによる記者会見の様子

abcNYによると、その場に居合わせた人々は、「警察車両から、警官が飛び出てきて、いきなりパンパンパンと撃った。」、「警官は、止まれ!や手をあげろ!とは言っていなかった」などと証言している。
死亡した男性は、この界隈では馴染みの人物で、精神的な病気を患っていたことも知られていたという。

後に、射殺された男性は、シャヒード・ヴァッセルさん(34)と判明した。

NYPDは防犯ビデオを公開

5日、NYPDは道路の防犯カメラで撮影された映像を公開した。ヴァッセルさんが、何人かの通行人に向けて、銃のようにパイプを突き出す様子が撮影されている。

ニューヨーク州のエリック・シュナイダーマン(Eric Schneiderman)司法長官は、エグゼクティブ・オーダーにより、ヴァッセルさんの件を調査すると発表。