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はしか感染拡大 NY市ブルックリンのプリスクールを一時閉鎖

ニューヨーク市保健局(The New York City Health Department)は15日、ブルックリンのユダヤ教コミュニティーを中心に、麻疹(はしか)の感染拡大が流行しているとし、同エリアのプリスクールを一時閉鎖したことを発表した

閉鎖された施設は、10人の教師と250名の児童が通う、3歳から5歳児向けのチャイルドケアセンター、ユナイテッド・タルムーディカル・アカデミー(United Talmudical Academy)。

Oxiris Barbotk保健局長は会見で、同校は医療記録を提出しないため、チャイルドケアの運営許可についての判断が不可能だとし、非常事態宣言に違反するものだと説明した。修正措置を提出するまで、再開させない意向を示した。

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ニューヨーク市は9日、公衆衛生上の非常事態を宣言し、特定地区(郵便番号:11205、11206、11221、11249)の住民に対し、48時間以内のワクチン接種を命じていた。

Politicoによると、ユナイテッド・タルムーディカル・アカデミーでは感染した患者は2人いるが、どこで感染したかについては不明だという。学校閉鎖の発表前、保健局の職員が同校を5回訪れ支援を申し出たが、それらに応じることはなかった。

保健局は、市内のディケアとチャイルドケアセンターに対して、定期的に検査を行っており、スタッフや子供たちに適切な予防接種が実施されているか記録を義務付けている。同校は、2017年1月より複数回の衛生規範違反が判明していた。

10月以降に感染が拡大

保健局によると、昨年10月より感染が広がっていたはしかの患者数は、4月9日時点で285人だったが、その後わずか1週間で44人急増し、329人となった。これまでに25人が入院し、2人が集中治療を受けている。

ニューヨークタイムズによると、はしかは、イスラエルで開催されたユダヤ教の祭典、仮庵の祭り(スコット、Sukkot)に参加した男性(ワクチン非接種)が帰国後に広まったという。
コミュニティの著名なラビは、ワクチン接種を推奨しており、超正統派ユダヤ教徒の多くは接種済みだが、病気の感染が拡大するにつれ、ワクチン反対派も増加した。「ピーチ」(Peach)などの反ワクチン主義者に支援された団体により、誤った情報が流布されているという。

ワクチン接種の義務化に対し、ウィリアムズバーグ在住の5人の母親は、はしかの流行や危険性に関する証拠が不十分であり、命令は不当だとして15日、一時差し止め及び無効を求め、市の保健衛生局を提訴した。

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