はしかワクチン接種命令 ブルックリン住民らが市を提訴

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ブルックリンのウィリアムズバーグ地区に住む5人の親は15日、市によるワクチン接種命令の差し止めまたは無効を求め、ニューヨーク市保健精神衛生局とOxiris Barbot局長を提訴した。原告らは子供たちにワクチンを接種させていない。

ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長は先週火曜日、ウィリアムズバーグではしか感染が拡大していることをふまえ、公衆衛生上の非常事態を宣言した。4箇所の郵便番号のエリアに住む21万2,000人に対し、48時間以内のワクチン接種を命じた。

NYポスト紙によると原告は、現在のはしかの流行は、死者の報告がなく、緊急事態ではないと主張。無謀ともいえる48時間以内の接種義務を正当化することはできないと述べている。

さらに現在の具体的な症例の数や、最近になってワクチン接種した人物から感染した症例の数、該当地域には約50万人が居住するが、実施計画が立てられていないと述べた。

また、はしかだけでなく、おたふく風邪や風疹のウイルスを混合させた第3種混合ワクチン(MMR vaccine)を強要されたと主張している。

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隔離や検疫など法的に実施可能な方法があるにも関わらず、刑事及び民事罰を科したとし、接種義務の暫定的差し止めまたは無効を要求した。

訴えに対し、市法務局の広報担当者は、裁判所は我々の判断を支持するだろうと述べている。