NYCフェリー ブロンクスとLESの新航路を開設

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NYCフェリー(NYC Ferry)の最後の航路となる、サウスビュー航路(Soundview Route)と、ロウアーウーストサイド航路(Lower East Side Route)が新たに開設され、8月15日と29日に就航することが発表された。

NYCフェリー
©NYC FERRY

8月15日に就航するサウスビュー航路は、ウォールストリート(Wall Street/Pier 11)とクラソンポイントパーク(Clason Point Park)を結ぶ航路で、イースト90丁目、イースト34丁目に寄港し、所要時間は片道約54分間となる。

8月29日に就航するロウアーイーストサイド航路は、ウォールストリート(Wall Street/Pier 11)とロングアイランドシティ(Long Island City)間を結ぶ。途中、コーリアース・フック ( Corlaers Hook) 、ストゥイヴェサント・コーヴ(Stuyvesant Cove)、イースト34丁目で寄港し、所要時間は片道約32分間となる。

これまでに500万人が利用

市内の交通渋滞緩和のため、バスや地下鉄に替わる新しい交通手段として、2017年5月よりNYCフェリーが就航した。運賃も地下鉄の片道と同じ2.75ドルで乗船することができる。amNewYorkによると、これまでに約500万人の乗客が利用したという。
地下鉄は週末だけで500万人以上が乗車しており、少ない定員の交通手段に、巨額の税金を投じすぎだとの批判も上がっている。

5月にはNYCフェリーサービスのインフラ投資のため、当初の予定の2倍となる3億ドル(約330億円)の予算を費やすと発表した。2023年までに年間利用者数を900万人まで増加させる計画だ。

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