新型肺炎 NY州 中国からの帰国者83人を自宅待機に

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新型コロナウイルスに関連し、ニューヨーク市郊外のロングアイランドに位置するナッソー郡の行政当局者は26日に会見を開き、ウイルスに曝露した可能性のある住民83人について、自主的に自宅待機するよう求め、健康状態の監視をしていると発表した。

ローレンス・エイゼンスタイン郡衛生局長によると、郡はこれらの住人に対して、中国本土からの帰国後14日間、自宅待機し、家族を含む人々から自主的に隔離するよう求めた。体温や症状について毎日報告を受けているという。

CNBCによると、このうち7人のウイルス検査を行ったところ、5人が陰性で、1人が結果保留、もう1人は「無効」だった。無効の理由については明らかにしていない。

これまで、自宅待機を求められた大半の住人が協力している。協力が得られない場合の計画を用意しているが、実施したケースはないという。

エイゼンスタイン氏はまた、コロナウイルスの発生以降、ナッソー郡で175人が自主的に自宅待機に応じたと明かした。

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発表の前日、疾病対策センターは、米国内の感染拡大は時間の問題で、避けられないと発表した。

26日の時点で、米国の感染者数は59名となった。ニューヨーク州ではまだ感染者は確認されていない。