MUJI USA 連邦破産法第11条の適用申請

良品計画の海外子会社、ムジ・ユーエスエー(MUJI U.S.A. Limited)は10日、デラウェア州の連邦破産裁判所に連邦破産法第11条の適用を申請した

発表によると6,400万ドルの負債を抱えており、今後は事業を継続しながら、不採算店舗の閉鎖や賃料の減額交渉等などを行う。

ムジUSAは2006年に米国で「無印良品」事業を開始。ニューヨークやロサンゼルスなど18店舗を展開している。新型コロナウイルスの発生前から事業再建に取り組んでいたが、3月中旬以降、感染拡大に伴う店舗の営業停止により売上が大幅減少。採算が急速に悪化したという。なお、日本を含む他の国・地域の事業には影響を与えないとしている。

米国ではパンデミック以降、老舗百貨店ニーマン・マーカスや、J.クルー・グループ、老舗百貨店JCペニーブルックス・ブラザーズなどの大手小売店が連邦破産法第11条の適用を申請している。

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