メーガン妃 ポッドキャストの女王に、ジョー・ローガンを抜き全米No.1

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23日から配信を開始したメーガン妃のポッドキャスト番組が、ジョー・ローガンを抜いて、Spotifyチャートで1位を獲得したことがわかった。

Foxニュースは、番組「アーキタイプス」(Archetypes)が、米国および英国、カナダ、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランドで1位を獲得したと伝えた。

2020年の配信開始以来、トップを独走していたジョー・ローガンの番組「The Joe Rogan Experience」は今週、メタのCEOマーク・ザッカーバーグ氏をゲスト出演していた。

女性のステレオタイプ化を語る

メーガン妃は今年3月、番組の配信にあたって、「女性を抑制させるレッテルを分析、探索、破壊する」とシリーズの目的を説明。女性のステレオタイプ化に対する問題などを扱う計画を示していた。

初回は、メーガン妃の長年の友人で女子テニスの女王、セリーナ・ウィリアムズ選手(40)をゲストに迎えた。

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2人は会話の中で、「野心」というワードに言及し、女性については「忌まわしい言葉」になっていると指摘。メーガン妃は、ヘンリー王子と付き合い始めるまで、野心という言葉に「否定的な意味合いを感じたことがなかった」と明かす一方で、「いったんその背後にある否定的な意味を感じると、そう思わずにいるのは難しい」と主張。多くの女性が、同じ気持ちでいるだろうと見解を語った。

このほか、11歳の時に見たP&Gの食器用洗剤のCMが、女性差別的だと憤り、当時ファースト・レディだったヒラリー・クリントン氏など、影響力のある女性たちに改善を求める書簡を送ったエピソードを語った。

またアフリカを公務で訪問中、英国で留守番をしていたアーチーちゃん(当時生後4カ月)の部屋のヒーターが発火した事件に言及。火はすぐに消し止められたが、公務を継続することを余儀なくされたと述べ、「道理にかなわない」と王室の方針を非難した。

セリーナは、今月末に開幕する全米オープンを最後に引退する可能性を示唆している。メーガン妃は「継続するよりも、何かをやめることのほうが、大きな勇気を必要とすると思う」と言葉をかけた。

次週は、クリスマスの女王、マライア・キャリーがゲスト出演する予定だという。

メーガン妃は新番組の告知で、過去数年間、メディアを通じて紹介されてきた自身とは正反対の姿、知られざる「本当の私」を知ることができるとアピールしていた。

メーガン妃は、自分を自由に表現できるプラットフォームができたことで、今後は女性の権利や人種、政治に対する発言力を増していくかもしれない。