意識不明となったマドンナ、「ナルカン」を処方されていた

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細菌感染症で入院し、予定していたコンサートツアーを延期したマドンナ(64)。ニューヨーク市内の病院に緊急搬送される前、「ナルカン」を処方されていたことがわかった。Radar Onlineが報じた。

関係者によると、マドンナは先月24日、自宅で「息絶えた」状態で発見され、ナルカンを投与されたという。

ナルカンは一般的に、オピオイドを過剰摂取した際の拮抗薬として知られている。しかし同サイトは、「敗血症性ショック」に対処するために使用され、薬物使用に関する証拠はないと伝えている。

ツアーは延期

マドンナのマネージャー、ガイ・オセアリー氏は28日、マドンナが「重篤な細菌感染」にかかり、24日から数日間入院したと発表した。快方に向かっているものの、今月中旬からスタートするコンサートツアー「セレブレーション」を延期すると明らかにした。

40周年を記念するツアーは、7月15日のバンクーバーを皮切りに、マディソン・スクエア・ガーデンの4夜連続を含む84日間の公演を予定していた。

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マドンナは、リハーサルで「1日12時間」の練習をこなしていたという。周囲からは、テイラー・スウィフトのような若い歌手と競い合おうとする様子に懸念の声が上がっていた

ある友人は英紙サンに、2009年に「THIS IS IT」ツアーの直前に亡くなったマイケル・ジャクソンのようになっていたかもしれないと明かした。

TMZによると、マドンナは1カ月以上、発熱の症状があったが、周囲に明かしておらず、医師の診察も受けていなかったという。

別の報道では、退院後も嘔吐がやまず、自宅で寝たきりの状態とも伝えられている。

まだ体調は安定していないものの、ツアーの中止は考えていないという。関係者は、マドンナは「準備が整い次第、復帰したいと考えている」と語っている。