Lトレイン修復工事がスタート。夜間本数を大幅削減

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ニューヨーク地下鉄は、修復工事開始のため、26日午後8時よりLトレインの夜間の走行数を大幅に削減する。工事は来年夏までの予定。

MTAは当初、2012年ニューヨークを直撃したハリケーン「サンディ」の洪水で被害を受けたカナーシー・トンネル(Canarsie Tunnel)修復工事のため、Lトレインの一部区間を15ヶ月間閉鎖すると発表していた
しかし今年1月、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ州知事は閉鎖の中止を発表。閉鎖は行わず、夜間の走行本数を削減し、工事を行うと発表した。

サービス変更点

午後8時以降徐々にLトレインの本数を削減し、午後10時から午前5時の間マンハッタン-ブルックリン間は20分に1本、ブルックリン内は10分に1本となる。

Ltrain
MTA

MTAは、G、M、7トレインとバスの本数を増加すると発表している。
上記のラインからLトレインへの乗り継ぎバス(Williamsburg Link bus)も新設される。
乗り継ぎプラン等はMTAの公式サイトで確認できる。

Lmap
©MTA

自転車用バイクレーンは、ブルックリンのグランドストリートと、マンハッタンの12丁目と13丁目で拡張される。

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先日ニューヨークのビル・デブラシオ市長は、交通渋滞を減らし、バスの運行を円滑にするため、マンハッタンの一部区間の自家用車の乗り入れを制限する計画(Transit and Truck Priority)を発表した。
6月から実施される予定で、午前5時から午前9時の間は、3アベニューと9アベニュー間の14丁目は、交通が制限される予定。