今度はレゴランドで人種差別訴訟、黒人の子どもを無視した疑い

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「セサミプレイス」に続き、レゴのテーマパーク「レゴランド」でも人種差別疑惑が浮上した。

ニューヨーク州オレンジ郡にあるレゴランドで、パフォーマーと子どもたちが一緒にダンスをするなか、黒人の子どもたちだけが無視されたという。

母親のブリアナ・ラムゼイさんはFox5ニュースに対し、娘と義理の姉妹の息子は「露骨に無視」されたと主張。自身の子どもたちと踊るパフォーマーは1人もいなかったほか、一緒に踊ることを避けるキャラクターまでいたと語った。

SNSに投稿されたビデオは、6月14日に撮影されたものだという。短い映像の中では、複数人の子どもたちとキャラクターがダンスをする姿が映っている。2人を含む3人の黒人の子どもたちが、キャラクターから相手をされていないように見える。

ブリアナさんと、男の子の母親のシャクアナ・ジョンソン・ウィリアムズさんは先週、レゴランドに対し訴訟を提起した。賠償金の額などは明らかにされていない。

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テーマパーク側はFox5に対し「子どもたちとその家族に、安全かつ楽しい環境を提供することは、われわれの最優先事項だ」と述べ、すぐに家族と連絡を取り、「緊急調査を開始した」と語っている。ゲストが歓迎されていないと感じる行為を「われわれは容認しない」と述べた。

なおレゴパークの広報担当者は、ビデオが撮影された日から6週間、この件について認識していなかったと述べ、17分間のパフォーマンスの動画には、訴訟の子どもたちを含め、全員と交流している場面が含まれていると主張している。

セサミプレイスでも人種差別訴訟

先月には、セサミストリートのテーマパーク「セサミプレイス」に人種差別訴訟が提起された。

フィラデルフィアのセサミプレイスで、黒人の子どもたちが複数のキャラクターから人種差別を受けたというもので、複数の家族が親会社のシーワールドらに対して、2,500万ドル(約33億5,000万円)の賠償を求めている。

騒動の発端となった映像には、「ロジータ」の着ぐるみが、手を差し伸べた2人の黒人少女の前を素通りする姿が映っていた。動画はネットで拡散され、多くの非難が寄せられていた。